日本発祥の娯楽であるカラオケには採点機能がついているものが多いですよね。

 

友達と一緒に行ったときなどは、採点機能を使い得点を競うということも多いのではないでしょうか。

 

また、最近はヒトカラつまり一人でカラオケに行くということも珍しくなく、誰かと一緒に行ったときのために練習をしているという方も少なくはありません。

 

では、いったい何をもって高得点というのでしょうか。


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人によって、高得点の基準は様々です。

 

また、機種によっても採点基準が異なり、一概に何点以上取れば高得点なのかということも断定はできないですよね。

 

でも何点から高得点に分類されるのか、ということが気になっている方もいることでしょう。

 

調べてみたところ、やはり90点以上が高得点と分類する方が多いようです。

 

もちろん、精密採点や厳しめの採点を行っている場合、全国平均点数が低く一般的に難しいとされる曲はもう少し低くても高得点に分類するという方もいるようです。

 

では、今回はカラオケで高得点を出しやすいとされる曲を男女別にご紹介します。

 

 

機種別採点基準

 

 

まずは、どのような点を見て採点を行っているのかについて機種別にご紹介します。

 

DAM 精密採点DX

 

精密採点DXは、テレビ番組などでもよく使われる採点基準です。

 

LIVE DAMの機種が対応しています。

 

一世代前のPremir DAMの精密採点Ⅱは採点基準が厳しいことでも有名でしたが、それよりは少し基準が優しくなりました。

 

評価項目が増加し、精密採点Ⅱよりも高精度の評価が可能です。

 

精密採点DXの評価項目は、音程、安定性、表現力、リズム、ビブラート&ロングトーンの5項目で、それぞれ100点満点の採点です。

 

それらの総合点により、評価点が決定します。

 

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また、重要度があり音程>表現力≧ビブラート&ロングトーン≧安定性>リズムですので、やはり音程が一番大切だということです。

そして実は裏加点と呼ばれるものがあります。

 

これは、声の中に倍音つまりオクターブ高い音が含まれているときに、響きのある声質と判定されるため、最大2点から3点ほど加点されるというものです。

 

ですが、音程を合わせる以上に声質を変えるというのは難しいため、裏加点が入りやすいマイクというものが販売されています。

 

CUSTOMTRY CM-2000はそう言ったマイクの代表例で、レビューを見る限り1点から3点、平均2点の点数上昇があるとの意見が多くみられました。

 

反対に、マイクの耐久性はあるものの断線しやすいという悪い評価もみられます。

 

また、銅線部分がしっかりとはんだ付けされていないため、音を拾わないなどの意見もみられたため、当たり外れが大きい商品という印象です。

 

現在は精密採点DXから精密採点DX-Gとなり、より高得点が狙いやすくなっているようです。

 

ジョイサウンド 採点機能

 

ジョイサウンドの場合は、音程とテクニック面が重視されているようです。

 

テクニックとは、ビブラート、しゃくり、フォールの3つを指しています。

 

これらの3つを加えることで、音程での点数に大きく加算され高く採点される傾向にあります。

 

DAMの精密採点に比べると、評価基準が甘いという印象を受けている人が多いです。

 

 

カラオケで高得点が出やすい曲の選び方は?

 

 

では、実際にどのような曲が高得点を出しやすいのでしょうか。

 

基本的には好きな曲よりも、高得点を出しやすい曲を選ぶほうが得点の伸びはよいです。

 

男性編

 

まず、速度ですがアップテンポな曲よりもスローテンポな曲のほうが、音程を取りやすいです。

また、高いキーの曲でアップテンポですと最後のほうには疲れてしまう可能性もあります。

 

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そして、採点基準の中にビブラートやロングトーン、しゃくりなどがありますが、アップテンポですと波形が安定せず、最低でも0.5秒から1秒程度のロングトーンは出にくくなります。

 

音程の変化が少ない曲というのも高得点につながりやすいです。

 

また、その人により出しやすいキーの幅というのがありますので、曲の中に出てくる音程がその幅の中にあると歌いやすいため高得点を狙いやすくなります。

 

もしキーが高すぎると感じる場合は、キーの変更ができますので歌いやすい音程幅に合わせてやるとよいでしょう。

 

姿勢が悪いと、出すことのできる音程を狭めてしまいますので、正しい姿勢で歌うように意識すると幅が広がりますよ。

 

女性編

 

女性は男性に比べると声域が狭いです。

 

そのため、あまり音域が高い曲は安定しにくく、点数が伸びにくいです。

 

もちろん人により出しやすい音域は異なりますので、自分の音域に合った曲を選ぶことが大切です。

 

また、早口になるとテクニック面での加点が望めないため、バラードなどのスローテンポな曲が高得点になりやすい傾向にあります。

 

 

高得点を出すコツは?

 

 

まずは、姿勢やマイクの持ち方を気をつけましょう。

 

姿勢が悪いと声の伸びが悪くなるため、点数が思ったよりも伸びません。

 

また、マイクの持ち方が正しくないとうまく音を拾ってくれないため、点数が低く見積もられてしまいます。

 

マイクの持ち方はなるべく床と平行になるように持ちます。

そしてマイクの位置は、口から出る音と鼻から抜ける音の両方が入るように、口と鼻の間がよいです。

 

マイクを持つ位置は、ボディ部分を持ちましょう。

 

曲の選び方も大切になってきます。

 

なるべく音程が一定で、安定しているものがよいでしょう。

 

アップテンポよりもスローテンポの曲のほうが音程もリズムもとりやすく、加点も狙いやすくなっています。

 

歌いにくいときはキーを調整してみましょう。

 

また、練習する際は、なるべくガイドボーカルを使い正しい音程を聞きながら歌いましょう。

 

アーティストの歌い方は、独自のアレンジを加えていることが多いため、それを真似すると得点が伸びにくい傾向にあります。

 

そして、なるべく歌詞を覚え、注目するのは採点中に表示されている音程バーを見るようにするとよいです。

 

音程のずれや目安が分かりやすくなりますし、音程バーのほうが上に表示されていることが多いため、自然と顔が上向きになり、音が伸びやすくなります。

 

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実際に高得点を取れる曲は?

 

 

ではどのような曲が高得点を狙いやすいのか、男女別に3曲ずつご紹介します。

 

男性編 1曲目 島唄 THE BOOM

 

この曲はスローテンポかつ音域が低めですので、男性にとって歌いやすい曲です。

 

なるべくテンポが崩れないように、ゆっくりめに歌うことがコツです。

 

また、この曲を知っている人は多いため盛り上がりやすい曲でもあります。

 

男性編 2曲目 愛は勝つ KAN

 

比較的昔の曲に言えることですが、全体的にシンプルな曲構造をしているため、音程の変化が少なく歌いやすい曲です。

 

そしてテンポがとりやすい曲ですので、高得点を狙いやすい曲です。

 

男性編 3曲目 桜坂 福山雅治

 

音域があまり広くなく、テンポもゆったりとしているため歌いやすい曲です。

 

また、桜坂に限らず福山雅治さんの曲は音域が低めですので、男性には歌いやすい曲が多いのではないでしょうか。

 

女性編 1曲目 残酷な天使のテーゼ 高橋洋子

 

アニソンからのエントリーです。

 

知っている人が多いため、盛り上がりもよいことでしょう。

 

比較的ゆったりとしたテンポの曲ですし、口をなるべく大きく開け音をよく出しましょう。

 

女性編 2曲目 涙そうそう 夏川りみ

 

歌謡曲調のこの曲は、音程の変化やリズムの変化がないため歌いやすい曲です。

 

スローテンポな曲ですので、速い曲は苦手だという方にはおすすめです。

 

女性編 3曲目 天城越え 石川さゆり

 

演歌でおすすめできるのは天城越えです。

 

音程の変化が少なく、コブシを入れやすいため得点アップにつなげやすいです。

 

 

番外 ボーカロイドの曲で高得点を狙うなら?

 

 

ボーカロイド曲、いわゆるボカロ曲は最近では歌う人が多くなっていますよね。

難しいとされるボカロ曲ですが、その中でも歌いやすく点数が伸びやすい曲を3曲ほどご紹介します。

 

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からくりピエロ 40mP

 

からくりピエロは、落ち着いたテンポの曲です。

 

メロディーラインが分かりやすいため、高得点を狙いやすいです。

 

深海少女 ゆうゆP

 

音程の変化が少なく、スローテンポな曲ですので歌いやすい曲です。

 

音が伸びやすい構成になっていますので加点も狙いやすいです。

 

1925 T-POCKET(とみー)

 

少しレトロ調な雰囲気があるこの曲は、全体的に落ち着いたテンポですので歌いやすく、得点が伸びやすいです。

 

また、音程もそれほど急激な変化が少ないため、音程を取りやすいです。

 

 

まとめ

 

 

カラオケで高得点を狙うのであれば、高得点が狙いやすい曲を選ぶようにしましょう。

 

基本的には音程やリズムの変化が少なく、音域が広くない曲がよいです。

 

その中から歌いたい曲を選ぶことで、簡単に得点アップにつなげることができます。

 

J-POPだけでなく、アニソンやボカロ曲を歌うことも一般的になってきましたので、その中でも歌いやすく点数の伸びがよい曲を選ぶとよいですね。