もうすぐ夏本番!夏はどうしても暑いですよね。エアコンをつけて部屋を涼しくしている方も多いのではないでしょうか。
ですが、エアコンの過度な使用は環境にも体調にもよくありません。特に赤ちゃんや小さな子供がいる家庭は気をつけた方がよいでしょう。
エアコンをつけるとどうしても部屋の中の湿度が下がってしまいます。湿度が下がると部屋の中が乾燥し、夏風邪をひくことがあります。
また、部屋を過度に冷やしすぎると下痢などの体調不良にもつながります。
そこで今回は、エアコンをなるべく使わずに夏を乗り切る快適な方法をランキング形式でご紹介します。
第5位 風通しに気をつける
部屋の中が暑くなるのは、風通しが悪くなり空気が循環しないことが原因となります。ですので、家の中に風の通り道を作ることで、暑さが和らぎます。
開けることのできる窓は開けておきましょう。家の中を風が循環するように2箇所以上開けておくとよいですね。部屋の扉や襖なども開けておくと、外からの風が部屋の中を巡ります。
もし、部屋の構造的に風通しを確保することが難しいのであれば扇風機の力を借りるといいでしょう。洗面器の中に氷を入れ、それを扇風機の前に置いておくと冷たい風が部屋中に循環します。
また、部屋の家具などで風の通り道を邪魔するものがあれば、ずらせるのであればずらして、風の通り道を確保するとよいですね。どこかで空気が滞留しないように、家具の置き場を考え直してみましょう。
窓を開けている時は防犯に気をつけてください。風を確保しながら開けるため、網戸などにする人が多いでしょう。最近では、防犯を意識した網戸が売られています。
オーダーメイドでその家の窓にあった網戸を作ることもできますが、もっと手軽にできるものもあります。
株式会社 長尾木鋼が開発した「SOLID-FLOW」は、破れないステンレス網戸です。
網戸の素材はステンレスでできたステンレスメッシュです。通気性は確保しつつも、ハンマーで壊したりナイフで切ったりできない強度を持ちます。黒とステンレスの2色から選べます。
2重ロック構造になっており、網戸と窓で外からの進入を防ぐことができます。これで夜間でも網戸のまま寝ることができますね。
それでも網戸ごと外されたら防犯にならないのじゃないか、と思う方もいるかもしれませんね。もちろんこの「SOLID-FLOW」はサッシ部分も防犯を意識した構造になっています。
特殊な技術で強化したサッシは外から網戸を外そうとしても外れません。バールなどの工具を使ってもびくともしない構造です。
この網戸は一般家庭はもちろん、病院や幼稚園などにも採用されているので、その防犯性は安心できることでしょう。
第4位 日差しを避ける
直射日光が部屋に入ると、どうしても部屋の空気が暖められ暑くなってしまいます。そこで、余計な日差しは防いでしまいましょう。
1番に思いつくのはカーテンでしょうか。日差しを防ぎ、部屋を暑さから守る「遮熱カーテン」というものがあります。また、色によって視覚から涼しさを取り入れることができるのもカーテンならではです。
厚地タイプ
繊維の密度が高く、生地も厚いタイプの遮熱カーテンです。記事が分厚いぶん、遮熱性能がもっとも高く、日差しも効率的にカットできるのがメリットです。
しかし、日差しを多くカットしてしまうため、閉めきると室内が暗くなってしまいます。また、どうしても価格が高くなりがちで、デザインの幅が少ないことがデメリットとしてあります。
レースタイプ
遮熱性能を持ちつつも、光を通すことができるため、室内が暗くなりにくいです。既製品から選べば手頃な価格で取り付けることができます。
通常のレースカーテンと比べると繊維密度が高くなるので、外の景色が見えづらくなってしまうことがあります。反対に、レースカーテンだけで外から見えなくしたい方にはもってこいかもしれません。
裏地タイプ
こちらは上の二つと違い、今ご自宅にあるカーテンの裏に取り付けるタイプの遮熱カーテンです。今持っているカーテンのデザインが気に入っている方はこちらのタイプをおすすめします。
また、このタイプは種類が多いのが特徴です。遮熱性はもちろん、遮光性や防音機能がついたもの、レースカーテンにつけることのできるものなど、多くの中から自分にあったものを選ぶことができます。
遮熱カーテンの選び方
どのタイプを選ぶにしても、多くの人は普段つけているカーテンより少し長めのものを選ぶ傾向にあります。窓とカーテンの隙間にも空気があり、その暖められた空気が部屋の中に入りにくくするためです。
また、視覚的にも涼しい色合いのものを選ぶと、見た目にも快適さが増します。緑系統を選べば目にも優しいフレッシュな感じを味わえます。
青系統ですと鎮静効果も望めますので、爽やかさと落ち着きがあります。ですが、食欲の減退効果もありますので、ダイエット中でなければダイニングルームは避けた方が無難です。
どの部屋にも会うのがベージュやブラウン系統でしょう。少し透け感のある色味を選べば涼しく感じます。
第3位 グリーンカーテン
グリーンカーテンって聞いたことはありますか?グリーンカーテンとは窓にネットを張り巡らせ、そこにアサガオやゴーヤなどを植え、ツルを這わせる天然のカーテンです。
日光の遮蔽効果はもちろん、植物の蒸散効果によって、周囲の温度を下げることができます。それに植物ですので、光合成により二酸化炭素濃度を下げることができるため、エコの観点からも注目を浴びています。
おすすめの植物
アサガオやヘチマ、ヒョウタンなどが育てやすい植物です。また、ゴーヤも初心者向けです。ネット網目の大きさは10cm程度で十分です。
植える時期は4月下旬頃〜5月下旬頃がよいでしょう。7月〜9月頃まで開花しているので、夏の暑い時期を乗り越えることができます。
子供がいる家庭ではアサガオがおすすめできます。エコな上に夏休みの自由研究にも使えますので一石二鳥ですね。
ヘチマは育て終わったあとにヘチマ水にしたり、たわしにしたりと使用方法は様々です。また、作り方などをレポートにして自由研究にするというのもいいですね。
ゴーヤも収穫して食べることができます。ゴーヤなどの夏野菜は食べるだけで体を冷やしてくれる「クールベジ」としてもつかえます。葉は遮光、実は食用として使えますので、お得感もあります。
水浴び
夏ならではの施設です。冷たい水の中に入ることができれば、それは涼しく感じることでしょう。プールや海に行かないまでも、自宅で水浴びなどはいかがでしょうか。
子供用のプールに水を張り、足をつけるだけでも涼しいですよね。また、水を浴びなくても玄関の前などに打ち水をするだけでも気温が下がります。水が蒸発する時の気化熱で、地面の温度を下げることができます。
庭がないなどの理由で水を撒くことが難しいのなら、水の力を借りて体温を下げることもできます。保冷剤などをタオルに包み、脇の下や足の付け根など太い血管があるところに当てます。
そうすることで、血液の温度を下げることができ、体を循環させると全身が涼しく感じます。もちろん、そのまま当ててしまうと凍傷などの危険性がありますので、必ずタオルなどで包みましょう。
避暑にいく
せっかく夏でどこかに旅行するのなら、避暑地を選ぶと快適に過ごせます。避暑地は標高が高い、緯度が高いなどで夏も涼しい場所ですので、普段よりも涼しいことでしょう。
コテージは風通しがよく、屋内にいても快適に過ごすことができます。他にもリゾート地ならではのアクティビティや施設を楽しむことができますので、涼しさの確保とともに非日常感も味わうことができます。
ペット可の場所もありますので、家族同然のペットと旅行を楽しむことができますね。また、そういったペット可のコテージなどはオーナーがおすすめの施設をよく知っていることがあります。
例えば、普段はあまり散歩に連れて行ってあげる時間がない方も、休暇を利用して避暑地を歩いたり、ドッグランなどが併設されていれば他の犬とも触れ合わせてあげることもできますね。
学生やフリーターであれば、リゾートバイトなどもよいかもしれません。リゾートバイトは、そういった避暑地で住み込みで働くものです。涼しさはもちろん、お金も入るので一石二鳥のアイデアだとも言えますね。
夏を快適に乗り切るために
いかがでしたか。今回はなるべくエアコンを使わずにすむ、涼しくなれる方法をご紹介しました。すぐに使えるアイデアから、事前の準備が必要なものまでありますが、試してみてはいかがでしょうか。
もちろんエアコンも適切に使うことは大切です。熱中症などにならないように、暑さの我慢のし過ぎはしないようにしてくださいね。