ダイエットや美容に効果があるとして有名な烏龍茶ですが、一体どのような効能があるのでしょうか。この記事では、烏龍茶によるダイエット方法妊娠中の健康への影響、烏龍茶のオススメの入れ方に至るまで詳しくご紹介します。烏龍茶によるダイエット方法や健康法にご興味がある方は、是非チェックしてみてください。

 


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烏龍茶の成分や種類は?

 

 

烏龍茶

 

烏龍茶には、以下のような成分が含まれています。

  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • フッ素
  • サポニン
  • セレン
  • カロチン
  • 亜鉛
  • カフェイン
  • ナイアシン
  • 葉酸
  • ビタミンB2
  • カテキン
  • ウーロン茶ポリフェノール
  • テアニン

お茶に含まれることで有名なカテキンやカフェインの他にも、様々な成分が含まれていることがわかります。緑茶や紅茶には無いウーロン茶ポリフェノールという烏龍茶特有の成分も存在します。このウーロン茶ポリフェノールがダイエットに効能があるものとして脚光を浴びました。

また、烏龍茶には以下の4種類があります。

  • 鉄観音(てつかんのん)
    烏龍茶の品種である鉄観音種から作られた烏龍茶です。豊かな香りが特徴的です。
  • 黄金桂(おうごんけい)
    キンモクセイの香りに似ており、キンモクセイを意味する桂という文字がつけられています。
  • 水仙(すいせん)
    赤い褐色が特徴的な、甘みのある烏龍茶です。
  • 色種(しきしゅ)
    様々な茶葉をブレンドした、爽やかな味わいが特徴的な烏龍茶です。

水仙と色種が烏龍茶の生産量のほぼ全てを占めており、鉄観音と黄金桂は少量のみ生産されています。通常、我々の口に入る烏龍茶は水仙か色種のいずれかであると考えて良いでしょう。この4種の烏龍茶の中からさらに10段階の等級で分類され、特級の烏龍茶が最高級であるとされています。

 

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烏龍茶の効果や効能は?

 

 

茶葉

 

烏龍茶の効果や効能には、どのようなものがあるでしょうか。烏龍茶を選ぶ6種類のメリットをご紹介しますので、ご参考にしてみてください。

 

ダイエット効果がある

 

ウーロン茶ポリフェノールが脂肪の吸収を抑えてくれるため、ダイエット効果が望めます。ウーロン茶ポリフェノールには、小腸で脂肪が分解されることを防ぐ働きがあります。吸収されなかった脂肪はそのまま体外に排出されるため、身体が太りにくくなります。単純に烏龍茶のカロリーが低いということも、烏龍茶がダイエットに向いている理由であると言えるでしょう。

新陳代謝を高める

烏龍茶は茶葉を発酵させて作られるため、酵素を多量に含みます。酵素には新陳代謝を高める効果があるため、ダイエットに効果があるのみではなく、体の毒素を排出してくれる効果もあります。また、カテキンには抗酸化作用があることも新陳代謝を高めることに貢献しています。

 

利尿作用がある

 

烏龍茶に含まれるカフェインには尿意を促す効果があるため、尿によって毒素を排出することが可能になります。烏龍茶は身体の新陳代謝を高めるのみではなく、消化器官の働きも活発にしてくれるため、デトックス効果に優れた飲料であることがわかります。

便秘解消ができる

烏龍茶は利尿作用のみではなく、便秘にも効果があります。カフェイン・カテキン・ウーロン茶ポリフェノールのそれぞれに腸内の動きを活発にさせる作用があるため、便の排出を促してくれます。毎日烏龍茶を飲んでいれば、便秘に悩まされる可能性を下げることができます。

リラックス効果がある

烏龍茶に含まれるテアニンにリラックス効果があるため、烏龍茶を飲むことでストレスを緩和することも可能です。休憩する際に烏龍茶を飲むことで、心身共に癒すことができるでしょう。

がん予防ができる

烏龍茶に含まれるカテキンはがん予防にも効果があると言われています。カテキンにはがん細胞を自滅に追いやる効果があると共に、新しい血管の生成を抑える効果もあります。新しい血管の生成を抑えることにより、がん細胞に栄養を送ることや、転移先を提供してしまうことを防ぐことが可能となります。

 

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飲みすぎは平気?妊娠中は?

 

 

注がれる烏龍茶

 

上記のことから、烏龍茶は身体に様々な恩恵を与えてくれる健康飲料であることがわかりますが、飲みすぎることで生じる副作用もあります。適量であれば排便を促してくれる烏龍茶も、大量に摂取することで便秘を発生させるリスクが生じます。利尿作用のあるカフェインを過剰摂取することで、体中の水分が奪われ、便が固くなってしまうことがその原因です。

カフェインは過剰摂取することで、便秘の他にも興奮状態の持続による疲労など、様々な副作用が生じるためご注意ください。妊娠中の過剰なカフェイン摂取は、胎児への悪影響もあります。体重の低い子供や、障害を持った子供が生まれる可能性があるため、妊娠中の方は特に注意しましょう。

烏龍茶の摂取量の目安として、1日に2杯から3杯程度が適量とされており、この程度の摂取量であれば胎児に悪影響を及ぼすこともありません。毎日1ℓ以上摂取してしまうと、胎児へ悪影響を及ぼすのみならず、自分自身もお腹を壊してしまったりカフェイン中毒になってしまう恐れがあります。

烏龍茶のオススメの入れ方は?

 

烏龍茶は既に様々な種類のものが広く販売されていますが、こだわりがあるのであれば、手作りで入れることをオススメします。市販の烏龍茶には香料などの添加物も入っておりますので、どうしても烏龍茶本来の味を楽しむことができないからです。

また、市販のペットボトル烏龍茶などは100mlあたり30円以上かかることに対し、烏龍茶の手作り100mlあたり10円程度で済ませることができますので、コストパフォーマンスも良いと言えるでしょう。烏龍茶をより深く楽しむために、手作りによるオススメの入れ方をお伝えします。

烏龍茶は香り高さを楽しむことを良しとされていますので、その香りが引き立つ入れ方をすることが大切です。まずは簡単に手順を箇条書きでご紹介します。

  • 茶壷を用意する
  • 茶壷に烏龍茶葉を入れる
  • 熱湯を茶壷に注ぎ、浸出させる
  • 浸出させた烏龍茶を楽しむ

続いて、各項目ごとに詳しく解説します。

 

茶壷を用意する

 

烏龍茶を入れるための茶壷を用意しておきましょう。陶器製の茶壷は種類によって微妙に味が変化するという噂もありますが、余程のこだわりが無い限りは意識する必要はないでしょう。自分の好きなデザインの茶壷を選択して下さい。どうしても気になる方は、味が左右されることが無いと言われている磁器製の茶壷を選びましょう。

 

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茶壷に烏龍茶葉を入れる

 

茶壷の中に飲みたい烏龍茶の茶葉を入れましょう。お湯を注いで茶葉が膨らんだ時に、ちょうど茶壷一杯に茶葉が広がる量を計算して入れてください。茶葉が固く凝縮されているものである場合は、茶壷の4分の1程度まで茶葉を入れればお湯を注いだ時に丁度よくなります。元々茶葉が大きい状態のものは、茶壷一杯に入れて問題ありません。

 

熱湯を茶壷に注ぎ、浸出させる

 

茶壷の中に茶葉を入れたら、熱湯を注ぎます。熱湯は70~100℃が望ましいとされており、注いでから3分間程待ちましょう。熱湯の温度や待ち時間によって味が変化しますので、烏龍茶を入れる度に変化をつけて楽しむのも良いでしょう。

 

浸出させた烏龍茶を楽しむ

 

烏龍茶の手作りが完了したら、実際に楽しんでみましょう。1煎目は烏龍茶の香りを楽しむことに重点を置きながら飲んでみましょう。2煎目からはお茶もさらに濃くなり美味しくなるため、その味を楽しみましょう。烏龍茶は3煎目まで楽しむことが普通とされていますので、大切に味わうようにしましょう。

自分の好みに合った烏龍茶と入れ方を覚え、烏龍茶の摂取を習慣づけましょう。健康的にダイエットするためにも、烏龍茶を摂取することを生活習慣の一部にしてしまいましょう