新年度に入ってしばらくすると家庭訪問が始まります。現在では夫婦揃って仕事をしている人も多く、まずはスケジュール調整が大変でしょうね。

家庭訪問の日時が決まっても、自宅に来られる先生にお茶菓子を出すべきなのかどうか、悩む人も多いのではないでしょうか。

家庭訪問におけるお茶菓子の出し方やおすすめのお茶菓子などについて説明します。


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学校の先生が家庭訪問に来るときお茶菓子は出すべき?いつ出す?

 

 

そもそも家庭訪問に来る学校の先生にお茶菓子を出す必要があるのでしょうか。正解は、出しても出さなくても、どちらでも問題ない、です。

公立の学校などでは、家庭訪問時のお茶菓子の提供をあらかじめ断っているところもあります。その場合はお茶菓子を出さないのが正解でしょう。

公務員がお茶菓子を頂いてしまうと、世間からあらぬ疑いをかけられてしまうので、先生側が最初から遠慮しているということです。

しかし、お茶菓子の提供を断っていないケースもありますし、来客をもてなすという観点からお茶菓子を出すという人も多いでしょう。

これは人によりけりとしか言いようがありませんが、その地域での慣習にもよるので、先輩主婦の人などに、家庭訪問時のお茶菓子の用意の必要性について確認しておくのも良いかもしれません。

 

 

家庭訪問では、子供の家庭内や学校での状況や注意して欲しい点などについて、先生と親が話し合います。

先生にしてみれば仕事の一環として家庭訪問を行ってるので、アルコールを提供したり、お腹いっぱいになるような量の食事を用意するようなことは止めましょう。

また、家庭訪問は、お互いに子供のことについて話し合うための機会なので、提供に時間がかかるような食べ物の提供も困ります。

 

 

原則として、先生が来られたらすぐにお茶菓子を出せるようにしておくと良いでしょう。先生が玄関に入って自宅に上がったら即座に、というのは、さすがに慌ただし過ぎます。

先生が座って、少し落ち着いた頃を見計らってお茶菓子を出すのが適切なタイミングでしょう。最近は幼稚園でも家庭訪問をするところが多いようです。

園児や小学校低学年の子供であれば、先生が家庭訪問に来る時には、すでに帰宅していることも考えられます。

 


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子供がすでに帰宅しているような場合には、子供に先生を居間などへ案内させて、その間に自分はお茶菓子などの準備をしておくと、時間を有効に使えるでしょう。
職員室像

 

 

(先生の立場から見て)お茶菓子は食べなかったら持ち帰るべき?

 

 

自分が家庭訪問をする先生の立場だとしたら、父兄から出されたお茶菓子に手を付けますか。

暑い日や夏だとしたら、冷たい飲み物はありがたく頂くかもしれません。寒い日の温かいお茶も同様です。

ただし、お茶菓子については、礼儀としても、あまりむしゃむしゃと食べるようなことはしないように気を付けます。

家庭によっては、早く食べないと悪くなってしまうような、ケーキや生菓子、アイスクリームなどを出すところもあるかもしれません。

出す側としては、先生が気を使うようなお茶うけを出すこと自体あまり宜しくないと考えますが、出されてしまった時にはどうすればよいのでしょうか。

食べられるようであれば、食べてしまって構いません。先生のために用意されたものですし、無駄にしてしまうのも持ったいないからです。

しかし、お腹いっぱいで食欲がない時にはどうすればよいのでしょうか。持ち帰ることができるお茶菓子であれば、持ち帰っても良いでしょう。

しかし、自分から持って帰って良いでしょうか、と尋ねることはやや失礼なので、父兄から「お持ち帰りください」と、持ち帰り用に包装されてるようなお茶菓子を受け取るような場合は遠慮なく受け取るようにしましょう。

先生を迎える父兄側も、ケーキや生菓子などの持ち帰りは衛生上も問題があるので、持ち帰りしやすいお茶菓子だけに留めておく方がよいでしょう。

家庭訪問の期間中は、先生は多くの家庭を訪れます。すると、たくさんのお茶菓子のお持ち帰りを渡されることが考えられます。

 


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先生が既婚者で、たくさんの子供がいるような家庭を持っているようであれば、もらったお茶菓子も家庭内で消費することができるかもしれませんが、独身で子供がいないような場合にはなかなかもらったお茶菓子も減りません。

そのような状況を想定すると、持ち帰るお茶菓子は日持ちのするものが良いでしょう。やはり、衛生的な観点から、消費期限が長めのものが適していると考えられます。

それでも、自分で消費できないような場合には、学校や幼稚園に持っていき、職員室などで他の先生にも協力してもらって、消費をすることが考えられます。

家庭訪問におけるお茶菓子の取り扱いについては、学校や幼稚園でルールが決まっているようであればそのルールに従い、地域の慣習があるのであればその慣習に沿って、対応することが大切です。

家庭訪問でお茶菓子を出さなかったから子供の成績が悪くなる、ということはありませんので安心してください。

 

 

どのようなお茶菓子が人気?

 

 

家庭訪問の際に喜ばれるお茶菓子には、日持ちがする、持ち運びが便利、個包装、などの特徴があります。人気のあるお茶菓子を、画像と一緒に、以下に紹介します。

 

クッキー

 

クッキー
クッキーは保存期間の長いものが多く、日本茶にも紅茶にも合うので、家庭訪問のお茶菓子にはピッタリでしょう。

持ち帰る際にも包装がしやすいでしょう。ただし、強い衝撃を与えると崩れてしまうので注意してください。

ちょっと上品で高級なクッキーもたくさんありますので、先生に出すお茶菓子としては見栄えも良くてよいのではないでしょうか。

本来はクッキーにはコーヒーを出したくなる人もいるかもしれませんが、人によってはコーヒーを飲んだ後の口臭を気にする人もいますので、お茶が無難です。

 

バームクーヘン

 

バームクーヘン
大きなバームクーヘンを切って出すのではなく、個包装になっているバームクーヘンであれば、持ち帰りの際にも便利に使うことができます。

 


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生バームクーヘンは日持ちのしないものもあるので、消費期限には注意する必要があります。

 

最中

 

最中
日持ちのするお菓子の代表として最中があげられます。個包装になっているものも多く、お持たせ(持ち帰り)にも重宝するお茶菓子です。

最中は中に餡が入っているために食べるには少し重いと考えている人もいるかもしれませんが、小さな一口サイズの最中も販売されていますので、先生の迷惑にならなような最中を選べば問題はないでしょう。

 

焼き菓子

 

焼き菓子
クッキーも焼き菓子の一種かもしれませんが、ラスクやサブレ、フィナンシェなど日本には多くの焼き菓子があります。

ほとんどの焼き菓子は個包装になっているので、持ち帰りの邪魔にもなりにくいと考えられます。

価格もピンキリですので、予算に合わせて選べる点も嬉しいです。ただし、家庭訪問のお茶菓子なので、常識を外れているような高価な焼き菓子を準備するようなことは止めましょう。

 

ペットボトル入りの飲み物

 

ペットボトル
家庭訪問を続てけていると、先生のお腹は水分でたぷたぷになってしまっているかもしれません。

他の生徒の家に行ってもお茶すら飲めないような状態の場合もありうるでしょう。また、先生にしてみれば、水分の取り過ぎでトイレも気になります。

生徒の家で洗面所を拝借するのも気が引けるものです。そのような先生のことを考えて、後で飲んで頂けるようにペットボトル入りの飲み物をお土産で渡すと喜ばれるかもしれません。

飲み物の種類は、アルコール以外であれば、基本的には何でも大丈夫でしょう。夏場は冷やしたもの、冬場は温かいものをそれぞれ用意できれば言うことはありません。

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