床屋さんでこういう髪形にして欲しいとお願いをしたのに、いざ仕上がった髪形を見ると思っていたのと違っていることは多いかもしれません。

そもそも、その髪型の自分を美化して想像していた可能性もありますが、注文の伝え方が上手くできていなかったことも考えられます。

理想の髪形にしてもらうための上手な伝え方について説明します。

 


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床屋で上手に髪型をカットしてもらうための頼み方は?

 

 

床屋の場合は、いつもと同じ、や短め、あるいはちょっと長めなどと常連であればイメージで店員に伝えることが多いと思います。

しかし、最近の男性向けヘアサロンではカルテを用意していて、前回の髪形とどの部分をどう変えるのか、など詳しく相談することができるお店もあります。
看板
細かく注文を説明することが難しい場合には、モデルや芸能人などの写真を持参して、こんな感じでと言えばイメージが伝わりやすくなります。

写真が用意できない場合には、頭の各部位をどうしたいのか、具体的に伝えることが大切です。女性に比べると男は具体的なヘアスタイルの注文が下手かもしれません。

前髪に関しては眉毛を出すように上まで切るのか目にかかるくらいの長さにするのかを決めます。

耳の周りに関しては、耳を出すのか、刈り上げてツーブロックにするのか、もみあげはどのくらい残すのか、などについて注文します。

襟足についても、刈り上げてOKなのか、刈り上げてはいけない場合であればどのくらいの長さにするのかを伝えます。

最後に、頭部の上の部分にあたるトップについて、揃えるくらいの長さにするのか、バッサリと短めにするのか、重さや軽さなどについても伝えるとイメージしやすいでしょう。

また、理想の髪形にするにはパーマが必要かどうかについては床屋の担当者と相談して決めるようにしましょう。

それでは、髪形別に注文方法について説明します。

 

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ベリーショート

 

ベリーショートとは、丸刈りや坊主刈りまではいかないもののかなり短いショートヘアのことです。清潔感があり、スポーツをしている人にも愛好者が多い髪形です。

トップの毛先部分をジェルやワックスでアレンジすることもできるので、社会人にも好まれています。

 

ツーブロック

 

ツーブロックとは、襟足や耳周りのサイドの部分は刈り上げて、前髪や上部の髪は長いままにしておく髪形です。

最近では若い男性を中心に流行っている髪形で、様々なアレンジもできるので床屋の担当者と相談して個性的なツーブロックに挑戦してみることも面白いかもしれません。

 

ソフトモヒカン

 

モヒカンはトップの中央部分の髪の毛を残して他の部分を短く刈り込む髪形ですが、ソフトモヒカンは中央部分の髪の毛の幅を広めに残した髪形のことです。

ツーブロックと組み合わせることもあり、極端にトップ以外の部分を短くしないスタイルで爽やかな印象を与えることもできます。
繁盛している店

 

 

注意すべきこと、切りなおしはできる?

 

 

床屋で担当者に「お任せします」と言って丸投げしてしまう人がいるかもしれません。確かに自分で細かくトップはこうして、もみあげはこうして、と注文する煩わしさがないので、楽なことは楽です。

また、床屋さんは多くの髪形を見ているので、この頭にはこの髪形が似合うということにも詳しいでしょう。

自分に似合う最適な髪形にしてくれる可能性もあります。また、お客様の思い込みを打破してくれる斬新な髪形を提案してくれる場合もあるでしょう。

プロに任せるということには、プロの目線での髪形を提示してもらえるという一定のメリットがあると考えられるのです。

しかし、逆に自分が全然納得できない、自分からしたらおかしい、似合わない髪形にされてしまう場合もあり得ます。

お任せしてしまった以上、文句も言いにくくなります。お任せの場合は、自己責任であることを理解しておく必要があります。

しかし、床屋で髪を切ってもらった時にどうしても仕上がりが気に入らない場合には切り直してもらえるものなのでしょうか。

まず、切っている最中であれば、床屋さんは気分を害するかもしれませんが、勇気を出してここはもっとこうして欲しい、という要望を伝えるようにしましょう。
外人
通常は、髪の毛を切り終わった後で担当者からはこの髪形でよろしいでしょうか、という確認がありますので、気に入らない部分があったらそこで伝えて直してもらうようにしましょう。

ただし、切った髪を長く戻して欲しいといってもそれは無理な相談なので、切っている最中に「そこは切り過ぎ」と早めに伝えることが大切です。

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ここでOKを出した場合に、後日切り直しをしてもらうことは可能なのでしょうか。一般的には、料金を払えばどの床屋でも対応はしてくれるでしょう。

問題は、無料で切り直しに応じてくれるかどうかです。最近は10分間1,000円といった格安の床屋も増えています。

このような床屋では客の回転数を上げることによって収益を得ているので、あらかじめ切り直しはしません、としているお店も多いようです。

格安の床屋であっても、当日中であれば無料で切り直しの対応をしているお店もあります。各店舗によって対応が異なっているケースもあり得ますので、確認してみることをおすすめします。

 

 

一般的には髪の毛を切ってから1週間以内であれば切り直しに応じてくれるお店は多いと考えられます。

 

 

顔馴染みであれば、顧客サービスの一環として対応してくれることも十分にありうると思われます。

しかし、いくら切ったばかりで顔馴染みだとは言え、何度も無料で切り直しをすることを要求すると、もうウチの店には来なくていいと怒られてしまう可能性もあります。

切り直しというのは、床屋の腕が未熟だからもう一度切ってもらう必要があるという場合もありますが、大部分はお客様が自分の要求を正確に床屋さんに伝えられないことが原因です。

切り直しを要求する時も、あくまで丁寧にお願いするという姿勢で臨むことが必要です。

そして、どのように伝えたら良かったのか、わかりやすく説明できたのか、と言う点を担当者と相談しておくことで、切り直しはなくなるでしょう。

現在では床屋でも様々なおしゃれな髪形に対応できるお店が増えています。自分が希望している髪形を正確に伝える方法をお店と確認しておくことが重要です。