世界的にも有名なコーヒーチェーン店であるスターバックスコーヒーですが、度々注文が魔法のようだという話を聞いたことはありませんか？
スタバには裏メニューがたくさんあります。
正確には裏メニューというよりもメニューをカスタマイズすることによって、様々なフレーバーが楽しめると言うべきでしょうか。
そこで今回は、スタバの裏メニューをいくつかご紹介します。
スターバックスの裏メニューの種類はどのようなものがある？
ほとんどの店舗でこれらの裏メニューはオーダーすることができます。
価格は無料からトッピング代金まで様々ですが、ぜひお気に入りの組み合わせを見つけてみてください。
ホットドリンクの温度調整
スタバで提供されるホットドリンクは、温度調整をすることが可能です。
例えば持ち帰りを行うときは熱めでオーダーしたり、猫舌の方はぬるめでオーダーするとよいでしょう。
スタバ上級者の方は、熱めのことをエクストラホット、ぬるめのことをライトホットという場合があるようですが、店員さんによってはそのようなオーダーが伝わりにくいということがありますので、その場合は熱めぬるめを使うことをおすすめします。
エスプレッソショットの量を変える
スタバでは、どのドリンクであってもエスプレッソショットの追加が1ショットごとに50円の追加料金で可能です。
減らすときは無料で行えます。
エスプレッソの量を増やすときは、どのくらい増やすのかをオーダーしてください。
減らす場合は、半分や少なめ、無しでなどというようにオーダーすることができます。
こちらも上級者向けの用語があり、エスプレッソ追加をワンショット、2倍にする場合はダブルショット、3倍にする場合はトリプルショット、4倍にする場合はクアトロショットなどとオーダーできます。
日本ではあまり一般的ではありませんが、1ショット追加のことをレッドアイ、2ショット追加のことをブラックアイという場合があります。
また、様々なトッピングをする場合などはエスプレッソの量を2/3にする場合が多く、その場合はリストレットとオーダーすることで可能です。
ミルクをカスタマイズ
スタバのメニューのうち、ミルク（牛乳）が入っているメニューの場合は、無料もしくは50円の追加料金でミルクを変更することができます。
もちろん、もともとミルクが入っていなくてもスタバにはコンディメントバーがありますので、そちらで無料で追加を行うことができます。
ホットの場合は、カウンターで50円の追加料金を支払うことにより、追加可能です。
また、このホットミルクはスチームミルクと呼ぶ場合もあります。
ミルクの種類は、無脂肪乳であるノンファットミルク、低脂肪乳であるローファットミルク、ブラベと呼ばれるミルクにホイップの原料を混ぜる甘く濃いミルク、オールミルクと呼ばれるお湯で割らないミルクがあります。
これらには無料で変更可能です。
豆乳（ソイミルク）には50円の追加料金で変更可能で、オールソイというお湯で割っていない豆乳にすることもできます。
また、期間限定のミルクがある場合は、50円で追加可能です。
豆乳にはブラベはありません。
ティーラテ系統のドリンクはミルクをお湯で割り作っているため、オールミルクにすることで味が濃くなります。
反対に、チャイティーラテのアイスは、お湯で割っていないのでなにもオーダーしなくてもオールミルクです。
ミルクの量をカスタマイズ
ホットドリンクでミルクが入っている場合無料でミルクの増減が可能です。
また、入っていない場合は、ミルクの追加を50円の追加料金で行うことで無料で増減は行ってくれます。
多め、少なめ、なしとオーダーすることで可能です。
チョコソース・キャラメルソースの追加
ドリンクやフードに対して、チョコソースやキャラメルソースを無料で追加できます。
また、両方とも追加することも可能です。
多め、少なめ、なしとオーダーすることで、対応してくれますが、持ち帰りのフードメニューではこのサービスを行っていません。
氷の量を変える
アイスドリンクを注文した際に、氷の量を多め、少なめ、なしから無料でオーダーすることができます。
ただし、フラペチーノ系のドリンクではなしにはできません。
氷を少なくしてもドリンクの量を増やしてもらうことはできませんが、店舗の判断によってアイスラテなどであればミルクの量を増やしてくれることがあります。
シロップをカスタマイズ
スタバのシロップは、かなり自由度が高くオーダーすることができます。
シロップはバニラ、キャラメル、モカ、ホワイトモカ、ヘーゼルナッツ、チャイがあります。
シロップがすでに入っているドリンクには、増量やあるいは減量、もしくはなしに無料ですることができます。
また、別のシロップがよければ無料で変更してもらうことができます。
さらに、シロップに他の種類のシロップを追加してもらいたいときは、50円の追加料金で行うことができます。
また、シロップが入っていないドリンクでも、50円の追加料金でシロップを追加してもらうことができます。
その際に増量や減量をする場合は、無料で行ってもらえます。
パウダーの量の調整
抹茶ティーラテや抹茶クリームフラペチーノ、ダークモカチップフラペチーノやダークモカチップクリームフラペチーノなどにはパウダーが使ってあります。
それらのパウダーの量を無料で調整することができます。
多め、少なめ、なしから選ぶことができ、上級者は多めのことをエクストラパウダー、少なめのことをライトパウダー、なしのことをノンパウダーと言うことがあるようです。
ホイップの量の調整
バニラクリームフラペチーノなど、ホイップが入っているドリンクの場合は無料で2倍まで増量することができます。
また、どのドリンクであっても50円の追加料金で、フードであっても持ち帰りでなければ、30円の追加料金でホイップクリームを追加してもらうことができます。
また、こちらも2倍までは差額なしで増量してもらうことができます。
上級者は、多めのことをエクストラホイップ、少なめのことをライトホイップ、なしのことをノンホイップと言うことがあります。
フタなしにする
特にホイップを追加するときにおすすめなのが、こちらの裏メニューです。
フタがあると、ホイップクリームの増量が難しくなりますので、フタなしで注文するとよいでしょう。
コンディメントバーでカスタマイズ
コンディメントバーは、自分自身で好みの味に調整できるように無料で使うことのできるサービスです。
シナモンパウダー、バニラパウダー、ココアパウダーといったパウダー類、ミルク、無脂肪乳、ポーションミルクのミルク類、コーヒーシュガー、グラニュー糖、ダイエットシュガー、紙に包まれたパックシュガーの砂糖類、ガムシロップ、はちみつ、そのほかスプーン、フォーク、ストロー、マドラー、ナプキンの備品が常備されています。
カフェイン抜きコーヒーをオーダー
スタバでは、ディカフェコモドドラゴンブレンド豆というカフェインレスコーヒーを用意しており、ドリップするのに少し時間がかかる場合がありますが、カフェイン3%未満のコーヒーをオーダーすることができます。
ホット、アイスどちらもあります。
ディカフェコーヒーは280円から提供されています。
こちらはワンモアコーヒー対象商品ですので、レシートを持っていくことにより当日中であれば2杯目のコーヒーを100円で飲むことができます。
ワンモアコーヒー
ドリップコーヒーは、購入時のレシートにワンモアコーヒーの表示があります。
これは、2杯目のコーヒーを100円（税抜き価格）で飲むことのできるサービスで、同店舗でも他店舗でも可能です。
2杯目のコーヒーは購入時と同じサイズもしくはそれより小さなサイズから選ぶことができます。
また、ショートサイズを購入時に、ワンモアコーヒーを同じカップに追加するように注文すると、ベンティサイズのカップに2杯分入れてもらうことができます。
他にも、1サイズ大きなカップに入れてもらい、コンディメントバーで無料のミルクを足すことにより、カフェオレのようにすることができます。
また、50円の追加料金がかかりますが、ワンモアコーヒー注文時に、スチームミルクをオーダーすることによりカフェミストを飲むことができます。
カップのサイズだけ変える
無料でカップの大きさだけを変えることができます。
コンディメントバーなどでカスタマイズをする場合は、大きなサイズにするとよいでしょう。
また、フラペチーノであってもカップのサイズだけを変更することが可能です。
ちなみにサイズは、Sサイズ相当のショートサイズ、Mサイズ相当のトールサイズ、Lサイズ相当のグランデサイズ、LLサイズ相当のベンティサイズ、アメリカ限定ですがLLLサイズ相当のトレンタがあります。
言うまでもありませんが、ドリンクの量は変わらないので小さなサイズにすることはできません。
好きな豆を選んでオーダーする
50円の追加料金を支払うことにより、スタバで取り扱っている全てのコーヒー豆の中から好きな豆の種類を選んでコーヒーを提供してもらうことができます。
できあがりまで少し時間がかかることがあります。
また、豆の種類によっては価格が高くなることもあり、在庫や店舗によっては断られることもあります。
チョコチップの量を変える
ダークモカチップフラペチーノなど、最初からチョコチップが入っているドリンクであれば、無料で2倍まで増量することができます。
また、チョコチップが入っていないフラペチーノ系メニューであれば、50円の追加料金で、追加することができ、2倍までは無料で増量することができます。
また、少なめやなしには無料で変更することができます。
チョコチップを上にかけてもらう
ほとんどの店舗で対応してくれるカスタマイズです。
このオーダーをすると、砕く前のチョコチップをホイップの上にかけてもらうことができます。
フラペチーノの中身を変えたくない場合は、無料で2倍まで増量することができますので、増量分を上にかけてもらうとよいでしょう。
また、半分はフラペチーノの中に、半分は上にかけるというオーダーも可能です。
チョコチップが入っていない場合も、50円で追加することにより同様にすることができます。
コーヒーローストの量をカスタマイズ
コーヒーローストは、フラペチーノ系専用のコーヒーのことで、フラペチーノローストと呼ばれることもあります。
追加料金や、増量を行う場合は50円の追加料金で行うことができます。
半分、少なめ、なしにする場合は無料で行ってくれます。
苦みがあるコーヒーですので、苦手な方は減らすとよいでしょう。
小さいサイズのフラペチーノ
フラペチーノ系は、メニュー表にショートサイズが載っていませんが、注文することができます。
ですが、基本的に期間限定のフラペチーノはSサイズの注文はできないようです。
一番安いフラペチーノをショートサイズで注文すると380円です。
マグカップで提供してもらう
持ち帰りでは不可能ですが、ドリンクをプラスチックカップからマグカップに無料で変更してもらうことができます。
フラペチーノでもマグカップで提供してもらうことはできますが、内容量に誤差が生じる場合があります。
スリーブをつけてもらう
スタバのドリンクは、手をやけどしないようにスリーブを無料でつけてくれます。
ホットドリンクの場合はほとんどスリーブをつけてくれますが、ついてこなかった場合は店員さんにオーダーしてください。
熱め、もしくはエクストラホットで注文している場合は必ずつけてくれるようです。
ポットサービス
例えばミーティングなどの大人数で集まるときに便利がよいように、コーヒーをポットで提供してくれるサービスがあります。
もちろん、カップやミルク、シュガーは人数分用意してくれます。
1人でも利用することができ、好きな豆を指定することができます。
ホット、アイス両方とも対応してくれます。
約5杯分で1000円、約10杯分で2000円、約15杯分で3000円、約20杯分で4000円で提供されています。
カップにメッセージを書いてもらう
スタバでドリンクを注文すると、カップにメッセージや絵などを無料で書いてくれます。
また、メッセージを書いてほしいとオーダーすることによりほぼ100%書いてもらうことができますが、店員さんの裁量で書いてくれるサービスですので、忙しい場合などは書いてもらえない場合があります。
その他、カップの底におみくじが書かれている場合もあります。
テイスティングをする
豆を選ぶことにより、ドリップコーヒーのテイスティングを無料で受けられます。
これにより、味見をしてから好みのコーヒーを購入することができます。
また、特に注文をしていなくてもテイスティングコーヒーを渡してくれる場合もあります。
閉店1時間前にフードの試食を行っている場合もあります。
さらに、テイスティングパーティーと呼ばれる、無料でコーヒーやフードの味見ができるイベントが不定期ですが全国的に行われています。
公式サイトで告知が行われているため、興味がある人は行ってみるとよいのではないでしょうか。
店員さんとの会話
スタバの店員さんは、会社の方針によりお客様とより近い距離で接するように義務付けられています。
そのため、よほど変わった内容でなければ世間話などでも会話を行ってくれます。
また、スタバの店員さんは1日に3杯まで無料でドリンクを飲むことができるそうなので、おすすめのドリンクやカスタマイズを聞くことができます。
その他、コーヒーの成分やカロリーといった商品情報も教えてもらえます。
食べ残しや飲み残しの持ち帰り
残してしまったドリンクやフードは持ち帰ることができます。
レジに持っていくか、近くの店員さんに持ち帰りたい旨を伝えましょう。
無料で手提げの紙袋に入れて渡してくれます。
レシートの当たりくじ
18歳以上の方限定ですが、ポットサービスなどの一部商品を除いたすべてのドリンクがどのサイズでも1杯無料となるアンケート付きレシートが確率で渡されます。
また、トールサイズまででしたらカスタマイズもすべて無料で対応してくれます。
ブランケット
肌寒い時など、店員さんに言えば無料でブランケットを貸してもらうことができます。
また、店舗によってはセルフ方式の場合もあります。
Free Wi-Fiサービス
スタバでは、全店舗で無料のWi-Fiを事前登録なしで使うことができます。
1時間に1度切れるようにされていますが、何度でも使うことができます。
30Mbpsですので、YouTubeなどの動画もストレスなくみることができる速度です。
つなぎ方が分からない場合は、店員さんに聞くことで教えてもらうことができます。
コーヒーセミナーの受講
スタバでは、コーヒーをより楽しむためのセミナーを全国各地で受講することができます。
セミナーは7種類あり、料金は各セミナーごとに3000円で2時間の講習です。
その他、コーヒーをはじめようという初心者向けコースは1000円で1時間、スペシャルコーヒーセミナーは4000円で2時間です。
スタンダードコースはおいしい入れ方、フードペアリング、エスプレッソ、ハンドドリップの4つがあり、この4つのセミナーすべてに参加することにより、コーヒーマスター認定証と記念品を受け取ることができます。
また、スターバックスリザーブ店舗限定でスペシャルコーヒーセミナーとカスタムブレンドのセミナーを受講することができます。
セミナーに参加すると、使用する資料とコーヒーパスポートがもらえます。
また、コーヒーやドーナツなどのフード類が提供されます。
もちろん食べきれない場合は、持ち帰り用に包んでもらうことができます。
頼み方のコツは？
スタバのカスタマイズには、スタバの店員さんによると10万種類以上にも及ぶそうです。
ここでは、そういったオリジナルドリンクのうち人気が高いものをご紹介します。
ゴディバフラペチーノ
GODIVA(ゴディバ)では、ショコリキサーと呼ばれるドリンクが販売されていますが、こちらはスタバでその味を再現したものです。
バニラクリームフラペチーノを注文し、シロップを50円でモカシロップへ変更、50円でヘーゼルナッツシロップを追加、チョコチップを50円で追加、チョコソースを無料で追加し、ホイップを無料で増量してもらうことで完成します。
フタなしにしておいたほうがよいメニューの1つです。
白桃フラペチーノ
桃果汁が一切入っていないのにもかかわらず、桃の味がすると話題のフラペチーノです。
マンゴーパッションティーフラペチーノを注文し、ホワイトモカシロップを50円で追加し、無料でパッションティーを抜くことで完成します。
オレオフラペチーノ
チョコチップを追加することにより、オレオを再現したフラペチーノです。
バニラクリームフラペチーノを注文し、50円でチョコチップを追加し、無料でチョコソースを追加することで完成します。
ノンファットミルクノンホイップチョコチップバニラクリームフラペチーノ
まるで呪文のように長い裏メニューですが、カロリーを気にする方におすすめのカスタマイズです。
バニラクリームフラペチーノを注文し、50円でチョコチップを追加し、無料でホイップクリームをなしにし、無料でミルクを無脂肪乳に変更することで完成します。
エスプレッソフラペチーノ
2004年まではスタンダードメニューとしてラインナップされていましたので、店員さんによってはエスプレッソフラペチーノでもオーダーすることができます。
コーヒーフラペチーノをオーダーし、50円でエスプレッソをワンショット追加することで完成します。
ダブルトールクラシックラテ
東京都中目黒店限定のメニューですが、カスタマイズにより全国で飲むことができます。
スターバックスラテを注文し、50円でエスプレッソをワンショット追加し、50円でバニラシロップを追加することで完成します。
ちゃんみおスペシャル
アニメ日常で登場人物である長野原みおが注文したメニューとして、人気の出たカスタマイズです。
ホワイトチョコレートモカフラペチーノを注文し、無料でキャラメルソースを追加し、50円でヘーゼルナッツシロップを追加し、50円でチョコチップをプラスし、無料でホイップの量を多めに（エクストラホイップ）し、50円でエスプレッソをワンショット追加することで完成します。
夢フラペチーノ
コーヒー牛乳のような味わいがするフラペチーノです。
バニラクリームフラペチーノを注文し、50円でエスプレッソをワンショット追加することで完成します。
ミロフラペチーノ
ネスレのミロの味を再現したフラペチーノです。
バニラクリームフラペチーノを注文し、50円でチョコチップを追加し、50円でキャラメルシロップを追加することで完成します。
ウィンナーコーヒー
スタバにはウィンナーコーヒーはありませんが、カスタマイズにより作ることができます。
ドリップコーヒーを注文し、50円でホイップクリームを追加することで完成します。
ロイヤルミルクティー
ホットの場合は、イングリッシュブレックファーストティーラテを注文し、無料でホワイトモカシロップに変更し、オールミルクに変更することで完成します。
アイスの場合は、ブラックティーに50円でホワイトモカシロップを追加することで完成します。
まとめ
無料で行えるサービスから、有料で追加することのできるサービスまで合わせると、何通りにもなるスタバのメニューです。
このほか季節のドリンクやフード類もカスタマイズすることができますので、ぜひお気に入りの一品を見つけ出してください。
自分で見つけ出すのが難しい場合は、ネットなどでオススメドリンクがたくさん紹介されていますので、参考にしてみてください。
また、店員さんによっては対応が難しい場合もあります。
カスタマイズ後の写真があれば、そちらを提示すると対応してくれる場合もあります。
