一昔前は、飲みニケーションという言葉があったくらい、上司からの飲み会のお誘いを断るのはマナー違反だという風潮がありました。

 

ですが、最近ではお酒を飲めない飲まない若い世代が増えてきており、またプライベートを大切にするためできる限り勤務時間以外は会社の人と付き合いを深めたくないという人もいることでしょう。

 

今回はそんな方たちのために、上司からの飲み会のお誘いを上手に断るコツをご紹介します。

 


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メールで断る

 

 

例えば会社全体の飲み会など、ある程度予定が決まっているときは事前に日程が知らされるはずです。

そうでなくても、大人数で飲み会を開くときは日程調整が必要なため最低でも前日までには知らされることでしょう。

 

その際に使える断り方です。

 

共通して言えるのは最初に謝罪の言葉を述べることです。

 

せっかく誘ってもらったのに、行けませんだけでは味気ないですし、雰囲気も壊してしまいます。

 

せっかくお誘いをいただきましたのに~などから始めることにより、印象はぐっと変わります。

 

体調不良を理由にする

 

もちろん、飲み会まで期日がある場合はその日に風邪をひくのでなどという理由は通じませんよね。

 

こちらで使えるのは慢性的な体調不良です。

 

例えば、健康診断の後でしたら、再検査があるや再検査の結果で医師から飲酒を止められているなどは常に使える言い訳です。

特に、医師から飲酒を控えるように言われていると一度言えば、その後の飲み会も断りやすくなります。

 

リスクとしては、本当に飲み会に行きたいときはジュースなどのノンアルコールのものを選ぶ必要があるという点です。

 

また、会社近くや上司の自宅の近くで飲むときに、見つからないように気をつけなくてはいけません。

 

その場合は、飲み会当日の1週間ほど前まで時間を空けるというのも一つの手です。

 

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そのくらい空けたところで、家族の体調不良を理由にしましょう。

 

既婚者でしたら配偶者の、お子さんがいらっしゃればお子さんの、ご両親が高齢で同居あるいは近距離に住んでいる場合はご両親の体調不良をにおわせるメールを送ります。

 

その場合の文面として、「最近体調があまりよくないらしく、せっかくお誘いいただきましたのに当日参加できないかもしれません」などとソフトな理由を書きましょう。

 

そしてできれば前日までには、当日は家にいてほしいと言われたなどという理由をつけてお断りのメールを送るとよいでしょう。

 

こちらは一時的な理由ですので、その後の飲み会の参加などには大きな影響は与えません。

 

先約を理由にする

 

こちらもいつでも使える理由ですね。

 

すでに友人との約束がある、デートが入っている、家族サービスの日と決めているなど何でも構いませんが、その日でなければだめだということを強くアピールした文章にしましょう。

 

例えば、家族サービスであればお子さんにもう伝えてあり、延期や取りやめにするのは忍びないとなれば、お子さんがいらっしゃる上司の方であれば理解してもらいやすいです。

 

デートであれば、普段は遠距離あるいは会いたいと思ってすぐに会える距離ではない、お互いの時間が取れるのがその日しかないなどとなれば、優先しても仕方ないと思ってもらいやすいです。

 

誰かのせいにしてしまう

 

これはできればその場にいない人、例えば同じ会社で働いていない配偶者などがよいかもしれません。

 

飲んで帰ると奥さんがいい顔をしない、旦那さんの食事の準備をしなくてはならないなどという理由があればわかってもらいやすい理由です。

または、友人などもよいでしょう。

 

友人の結婚式があり、その披露宴で行う余興の打ち合わせがあるためどうしても行かなくてはいけないなどという理由は使いやすいです。

 

もちろん先約ですし、さらには行かざるをえないという理由付けがされているため、無理に誘ってこようとはしないでしょう。

 

金欠である

 

こちらはある意味ではリスクもある断り方です。

 

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もちろん、会費制などの場合は断ることができるでしょうが、上司との飲み会ですとおごるから、などと言われ行かざるをえなくなる場合があります。

 

ですので、本当に金欠の場合だけにしておいた方がよいかもしれませんね。

 

 

その場で誘われる

 

 

なにも社会人の飲み会は、あらかじめ予定が決まっているものとは限りません。

 

当日に誘われて飲みに行くということもあります。

 

今度はそう言った場合に使える飲み会の断り方です。

 

体調不良

 

もちろん本当に体調が悪ければそれを申し出るとよいでしょう。

 

頭痛がある、体が少し重い感じがするなどと軽い症状でも伝えるとよいです。

ですが、先ほどまで元気そうだったのにと訝しげにされる場合もあります。

 

そういう時はやはり家族の体調不良がよいですね。

 

体調については非常にプライベートなことですので、詮索してくることはまずありません。

 

何か聞かれたら風邪っぽい、でも料理を作る元気がないからなにか買ってきてほしいと言われたなどでよいです。

 

先約を理由に断る

 

こちらも断りやすい理由ですね。

 

上司の方が誘ったのは今しがた、先約はそれよりはるかに前に約束をしているのですから、そちらを優先するのは当然です。

 

当日誘うというのは、先約があり断られるリスクを抱えています。

 

ですので、この場合は安心して先約を優先してかまわないでしょう。

 

いくつか候補を用意しておけば、その都度使えます。

 

 

まとめ

 

 

上司からの誘いを断るというのはなかなか勇気がいることかもしれません。

 

ですが、最近では断る若い世代が増えていることは周知の事実ですので、それほど身構えなくても断ることはできます。

 

最初からお酒が苦手ならそれを伝えておけばよいですし、体調不良などがあればそれを無視していくのはあまり賢い手ではありません。

 

大切なことは嘘はつかないということです。

 

もちろん、行きたくないからそのような理由付けを探しているという方もいらっしゃるでしょう。

 

そのような場合は、言い訳として先約や身内の体調不良を使うとよいです。

 

気をつけなくてはならないことは嘘がばれないようにするということです。

 

入院するような大病であればいつかはばれてしまうかもしれません。

 

そのため、理由付けは風邪のようなものにしておき、不安だから、必要なものを買ってきてほしいから早く帰ってきてほしいなどにするとよいです。

 

人間関係を壊さないためにも、うまく断れる言い訳を見つけてみてくださいね。

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