夏にピッタリのイベントと言えば何が思いつくでしょう。花火やキャンプ、海に山などたくさんありますよね。

今回はそのイベントの中から「バーベキュー」についてご紹介します。

バーベキューに必要な道具から、自宅で行う時の注意点、最近では便利なBBQ業者がありますので、それについてもご紹介しましょう。


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バーベキューって焼肉とどう違うの?

バーベキューと焼肉、2つとも肉や野菜を焼いて食べるものです。では、その2つにどういった違いがあるのでしょうか。

焼肉とは

焼肉というのは、日本では肉を焼いたものを総称してそう呼びます。基本的には、生肉の状態で提供され、目の前で焼きながら食べるものですね。

もちろん「焼肉定食」のように、既に焼いてある肉が提供される場合もありますので、一概にそうとは言えません。

料理名の焼肉でいえば、牛肉や豚肉に鶏肉、羊肉などを焼いて食べるものですが、野菜や時としておにぎりなども焼くことがあります。

味付けも多岐にわたり、下味をつけないでタレなどに付けて食べるものから、タン塩のように塩など薄味の下味をつけるものや、ホルモンなど濃い下味をつけるものもあります。

バーベキューとは

バーベキュー(BBQ)はアメリカを代表する料理のひとつです。もともとはスペイン語の「barbacoa(丸焼き)」からきています。

アメリカでの定義では、低温度でじっくりと焼いた肉とされています。

焼き加減が難しく、「ピットマスター」と呼ばれる人が焼きます。このピットマスターは、普通その家の家長が務めます。

バーベキューと焼肉の違い

日本バーベキュー協会によると2つは別のものとして紹介されています。

日本では鍋料理の文化があり、調理をしながら食べるという食文化が根強く残っています。

その影響により、日本は焼肉であってもバーベキューであってもその場で焼きながら食べるとされています。

ですので、日本で焼肉とバーベキューの違いといえば、屋内で鉄板などを用いる焼肉を「焼肉」、屋外で炭火の上に網を置き、その上で網焼きにしたものを「バーベキュー」と呼ぶことが多いようです。

 


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また、焼肉専門店などもあり、屋内で炭火の上に網を置き焼くものは一般的に焼肉と呼びます。

バーベキューは、肉を焼いてから提供するものとして定義されています。肉や野菜を全て焼いてしまい、焼き終わったあとに食べます。

つまり、本来の定義ですと「調理しながら食べること」を焼肉、「既に調理されたものを食べることが」をバーベキューとするものです。

そのため、本来の定義を日本に置き換えるとほとんどのものが焼肉に分類されます。

バーベキューで必要な準備すべきものは?

では、実際にバーベキューをやる際に必要なものはなんでしょうか。

せっかくバーベキューをしようと出かけたのに、準備不足で残念な結果に終わってしまったらもったいないですよね。

これらを忘れてしまうと、バーベキューをやる事ができなくなってしまいます。特に忘れてはいけないものをリストアップしました。

バーベキューグリル:参加人数に合わせて必要な台数
炭:グリルの数や、着火時間による
着火剤や新聞紙:着火剤の方が火をつけやすいが、新聞紙等でも代用可
食材・飲み物
柄の長いガスライターやガスバーナー:火をつけるのに必要
クーラーボックス:できれば食材用と飲み物用で分けておく
保冷剤:食べ物を傷ませない、飲み物をぬるくしないために必要
トング:炭を動かすもの、食材をひっくり返すもので分ける
皿:焼きあがったものなどを乗せたり、予備のために多めに
ゴミ袋:バーベキューをやる場所に合わせる
スポンジ・洗剤

必須のものだけでもかなりの量になりますね。

できれば食材は切ってから持っていくと手早くバーベキューが行えますし、包丁やまな板などを持っていく手間が省けます。

また、切った肉はビニール袋や、ジッパー付きの袋に入れておきましょう。その時に凍らせておくと、保冷剤替わりにもなります。

袋の中に下味用のタレを一緒に入れておくと、バーベキューをする時に十分な下味がついていることでしょう。

野菜は切ってしまうと変色するものもあります。その時は湿らせたキッチンペーパーに包んでおくと、変色を抑えることができます。

普段は炭焼きにして食べない食材も持っていくとよいかもしれません。

焼いている間に少しつまむためのおつまみやスナック菓子、ちょっとしたスイーツなどもあると長時間楽しめますね。

飲み物もなるべく多めに持っていった方がよいですね。場所によっては近くに買出しができる場所がないかもしれません。

 

 

あると便利なものは?

 

 

なくてもバーベキューはできますが、持っていくと重宝するものあります。


日焼け止め
虫除けスプレー
ウェットティッシュ
キッチンペーパー
キッチンバサミ
救急セット

バーベキューは長時間外にいることが多いです。ですので、日焼け止めなどを適宜塗り直した方がよいかもしれません。

また、夏ですので蚊などの虫が多く出る時期でもあります。虫除けスプレーを持っていくと、重宝しますね。

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キッチンバサミを持っていくと、その場で食材を切ることができます。

切っていった食材が大きすぎた、他の人が別の食材を持ってきてくれた時などに便利です。

バーベキューをしているときにヤケドやケガなどをすることもあります。そんな時に救急セットがあると安心できますね。

どれくらい時間がかかる?業者の方が便利?

では、バーベキューをするのにどのくらいの時間が必要なのでしょう。友人や仲間とバーベキューを計画している人もいますよね。

そんな時に準備時間を見誤ると、せっかくの楽しいバーベキューも残念な結果になってしまいます。

自分たちで準備をする

全て自分たちで準備をしたとすれば、どのくらいの時間と手間がかかるでしょうか。

まず、コンロなどを買わなければなりませんね。その他にも炭を準備したり、持っていなければクーラーボックスなども買う必要があります。

夏はバーベキューのオンシーズンですので、ホームセンターなどでよく売られていますが、その分買っていく人も多いです。

ぎりぎりに買い出しに向かい、売っていなかったらバーベキューなんてできません。

できれば、バーベキューを行う日の一週間前、遅くても3日ほど前には揃えていた方がよいでしょう。

 

 

その他にも、食材は事前に準備しておく必要があります。肉や野菜を切ったり、下味をつけたりと食材の準備係に選ばれたらきちんとこなす必要があります。

当日もコンロの準備をする必要があります。火をつけてすぐに焼き始めるわけにはいきません。

網が充分に熱されてから焼き始めるため、火をつけてからも20分くらいは必要と見てください。

また、慣れていない場合は火を起こすのにも時間がかかります。ですので、当日も準備時間が30分ほどはかかってしまいます。

業者を利用する

結構、バーベキューの準備は手間がかかりますね。そんな時は業者の利用で容易にバーベキューを楽しむことができます。

コンロだけ貸してくれる、食材まで準備してくれる、準備から後片付けまで行ってくれるなど、業者によってやってくれることは異なります。

コンロだけの場合は、炭など消耗品を持っていけばバーベキューを行えます。帰りにコンロを持って帰る必要が無いので、身軽に帰ることができます。

また、食材や飲み物だけを持っていけばいいところもあります。自分たちの好きな食材を選べますので、好き嫌いがある方にはおすすめですね。

準備から後片付けまでやってくれる場所でしたら、手ぶらで訪れバーベキューを楽しんだ後、そのまま帰ることができます。

 


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自宅で行う場合の注意点は?

 

 

バーベキューを専用の施設でなく、自宅で行う人もいるでしょう。そんな時の注意点を紹介します。

まず、気をつけなければならないのが隣人トラブルです。どうしてもバーベキューをした時には煙や騒音などがつきものです。

 

 

煙は閉じ込めておくことができず、隣人や近所の家に流れ込んでしまいます。洗濯物などを干している場合、匂いが移る原因ともなります。

また、煙があがっていると火事と勘違いされ誤通報に繋がることもあります。

対策として、事前にバーベキューをする日時を伝えておくとよいでしょう。その時に迷惑をかけるかもしれないと謝っておくと印象がよくなります。

同じく、騒音などについても近隣の人に配慮しましょう。時間を昼頃から夕方頃までにする、騒ぎすぎないように注意するなど自分たちでとれる対策はとっておきます。

意外と忘れがちなのが、車両の駐車スペースです。道路に停めると、通行の妨げになりますし、場合によっては駐車禁止の区間かもしれません。

面倒でもコインパーキングなどに停めておく方が、後々のトラブルを防ぎます。

楽しくバーベキューをするために

楽しいバーベキューをするには、事前準備か欠かせません。

機材の準備や食材の準備はもちろん、自宅で行う場合は近隣の方への挨拶回りなども事前準備に入ります。

準備をするのが大変そうだ、車などがないため機材を運ぶことができないという人は、業者に依頼するのもよいでしょう。

業者によって、自分たちで準備をしなければならないものが異なります。

どこまで準備をしてくれるのかをきっちり調べて、必要なものだけを持っていくようにしましょう。