熱帯夜は夜の気温が高く、非常に寝苦しいですね。
寝苦しい熱帯夜を快適に過ごすためには、どのような対策をとれば良いのでしょうか。
この記事では、熱帯夜でも快適に過ごすための方法や、オススメグッズについてご紹介します。
寝苦しい熱帯夜に悩まされている方は、ぜひご参考にしてみてください。
エアコンはどのように設定する?扇風機と併用?
エアコンで設定温度を下げる場合は、28℃程度に設定しておくことが望ましいでしょう。
汗がでない程度に涼しくすることができ、体を冷やし過ぎて体を壊す心配もない程良い設定温度であると言えます。
エアコンの設定温度を下げることである程度快適になりますが、エアコンを用いた別の方法もオススメです。
それは、エアコンのドライ機能を利用することです。
熱帯夜の寝苦しさの原因は、暑さだけではありません。
気温が高いことによって発汗することで、服が湿ってしまうことも不快感の原因の一つであると言えます。
エアコンのドライ機能を利用することで空気が乾燥し、発汗を抑えることができるため、かなり快適に夜を過ごすことができるでしょう。
空気が乾燥することによって体感温度も下がるため、暑さも軽減できます。
熱帯夜を快適に過ごすための有効な方法として、エアコンと扇風機を併用する方法もあります。
扇風機によって涼しい空気を早く循環させることができるため、部屋全体を涼しい状態に保つことができるようになります。
単純にエアコンの設定温度を下げて調整するだけでは満足できない場合が多く、ついつい温度を下げ過ぎてしまい、風邪を引いてしまうことがあります。
エアコンで28℃に設定しておくことを基本とし、物足りない場合は扇風機で補完するというように決めておくことで、健康的に部屋の温度を調整することができるでしょう。
エアコンは便利なだけに、頼りすぎてしまうと日々の生活バランスを崩してしまう可能性もありますので、使用の際は健康面を意識してみてください。
寝具はどうすべき?
寝具を乾燥させた状態で使用することで、熱帯夜特有のジメジメを軽減することができますので、熱帯夜を快適に過ごすことが可能になります。
枕やシーツをこまめに乾燥機にかけるだけでも寝苦しさは大幅に軽減できます。
掛け布団も薄手のものを用いることで涼しさを感じることができるでしょう。
掛け布団に関しては、急激な気温の変化に合わせて適切に使うことができるよう、厚手のものと薄手のものをそれぞれ用意しておくと良いでしょう。
後にご紹介しますが、ベッドに敷いておくことで涼しい環境を作ることができるグッズもあります。部屋の温度を下げるのみではなく、寝具周りの工夫によって快適な夜を演出することも考えてみると良いでしょう。
対策グッズでオススメは?
熱帯夜の対策グッズとしてオススメのものをご紹介します。
エアコンや扇風機が無かったり満足できないという場合は、これからご紹介する商品も試してみてください。
これらのグッズのおかげで熱帯夜の寝苦しさが解消される可能性があります。
アイスノン
涼しさを感じるための定番グッズとして、アイスノンの存在は欠かせません。冷やしたアイスノンを枕代わりにすることで、首を冷やすことができます。
アイスノンの冷たさはしばらく持続するため、寝付くまでには涼しい状態を維持できるでしょう。
アイスノンを部屋の中に置いておくことで、部屋の空気を冷やすこともできます。
アイスノンを複数個用意しておくことで、温くなってきたら交換することができますし、複数個部屋に設置して部屋全体を冷やすこともできます。
アイスノンを好んで使用している人は、いくつか予備のアイスノンを用意しておくとよいでしょう。
吸水タオル
吸水性の高いタオルを使用することも有効な手段です。
タオルを首に巻いたり、シャツの中にいれておくことで、寝てる間にかいた汗を吸収してくれます。
汗でシャツが張り付いて不快な思いをしたり、風邪を引いてしまうリスクを減らすことができるため、シンプルですがオススメのグッズです。
あらかじめタオルを冷やしておくことで、涼しい状態で睡眠を満喫できるでしょう。
冷やしておいたタオルを利用した場合、そのタオルは濡れてしまうため、乾いたタオルを別途で用意しておくと良いでしょう。
冷たいタオルが温くなった頃に取り出し、乾いたタオルで拭うことで、涼しい状態を維持したまま水気を取ることができます。
タオルを駆使するだけでも熱帯夜の厳しさを軽減することができるでしょう。
予算の関係でエアコンが使えず、グッズを揃えることが難しいという場合は、タオルを用いた対策を研究してみることをオススメします。
タオルを用いた熱帯夜対策は、最もお金をかけずに使うことができる対策であると言えるでしょう。
冷却マット
熱帯夜を凌ぐための便利グッズとして、冷却マットも販売されています。
冷却マットは、マット内にジェルが入っており、持続的に冷感を与えてくれる優れものです。
アイスノンをマットにしたものと考えればイメージしやすいでしょう。冷却マットをベッドの上に敷くことで、涼しい状態で眠りにつくことができます。
冷却マットの中には、ジェルではなく塩が入っているものもあります。
サイズも好みに合わせて選ぶことができますので、自分のお気に入りの冷却マットを探してみるのも良いでしょう。
また、最近の冷却マットは開発が進んでおり、冷凍庫に入れなくても冷えた状態で使えるものが発売されています。
冷凍庫を頻繁に使うため、食品以外のスペースを使いたくないという方は、冷凍庫に入れる必要のない冷却マットの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
自分が眠るベッドが常にひんやりしているわけですから、寝苦しい暑い夜も過ごしやすくなるでしょう。
冷却ベッドによって世界が変わったという人もいるため、ぜひ一度は試してみてください。
除湿器
除湿器で空気を乾燥させて涼しくするという手段もあります。
最近のエアコンにはドライ機能がついているものが多いですが、中にはドライ機能がついていないものもあります。
除湿器を導入してエアコンのドライ機能の代用として利用してみても良いでしょう。
除湿器はエアコンと比較して電気代が半額で済むというメリットがあります。頻繁に空気を乾燥させる場合は、除湿器を導入して使った方が長期的にはお得になるでしょう。
一方で、除湿器には水を捨てる手間が必要となる点がデメリットであると言えます。
除湿器は、空気中の水分を除湿器内に取り込むことにより、空気中の水分を減少させて乾燥させていきます。
除湿器を稼働させるほど除湿器内のタンクに取り込んだ水分が溜まっていくため、タンクが満杯になった場合は水を捨ててあげる必要があるということです。
エアコンの場合も空気中の水分を取り込んで空気を乾燥させるという仕組みは同じですが、外に繋がったホースから常に水分を排出し続けているため、水を捨てに行くという手間はかかりません。
エアコンか除湿器か、お好みに合わせて利用を考えてみてください。
もちろん、エアコンの冷房機能と除湿器を併用することも可能です。両者を併用することで効果が補強され、より暑さを軽減することができるでしょう。
自分にとって快適な睡眠環境を追求しよう
熱帯夜を快適に過ごすための方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
上記でご紹介したように、暑さを凌ぐ方法はたくさんありますので、様々な方法を試行錯誤してみると良いでしょう。
体調管理に気を付けながら、過ごしやすい環境を作ってみてください。