国民の祝日に海の日があることは誰もが知っていますが、山の日があることはご存知でしょうか。

山の日は施行されてから間もない祝日であるため、認知度の低い祝日であると言えます。

今回は、まだまだ知名度の低い山の日についての情報をご紹介します。

山の日がいつから祝日に?という疑問に答えるため、山の日に関する様々な情報をお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください。

 


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山の日の意味や由来とは?

 

 

山

山の日は8月11日に設定されている、国民の祝日です。

2018年から山の日が施行されたという誤った情報も出回っていますが、実際は2014年に制定され、2016年に施行されています。

山の日の意味は、法律上では「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日とされています。

単純に山に親しみを感じるための一日であると考えておけば問題ないでしょう。

この祝日は、日本山岳会や地方自治体の要望に基づいて制定されました。

海の日があるのだから山の日も欲しいという声が上がっていたことを受けて、山の日が制定されました。

 

 

どうして8月11日になった?

 

 

山の日

山の日はなぜ8月11日になったのでしょうか。

山の日を制定する際に、どの日を選ぶかについては物議を醸しました

祝日の無い6月に制定しようという話も持ち上がりましたが、中途半端に祝日を入れてしまうことで、仕事に悪影響がでてしまう可能性があり、多くの企業の反対によって却下されることになりました。

8月であれば元々お盆などで連休が多いため、企業にも影響が出にくいことが決め手になり、8月11日に制定されることになりました。

一般的には13日からお盆が始まるため、12日に山の日を制定することで連休を増やすことも考慮されましたが、8月12日は日航機墜落事故が発生した日でもあるため、この日に祝日を制定することは不謹慎であるとして却下されました。

2018年の山の日は土曜日ですので、仕事が土日休みの方は損した気分になるかもしれません。

 

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山の日のイベントは?

 

 

山の日のイベントにはどのようなものがあるのでしょうか。

山の日のために用意されたイベントを3つご紹介します。

お盆の連休を迎える前にまずは山の日のイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

きのこの山の日

 

明治の有名なお菓子である「きのこの山」では、2017年の山の日に合わせて、きのこの山の日キャンペーンを開催していました。

2018年にもきのこの山に関するイベントを開催してくれる可能性があるため、期待して良いでしょう。

2017年のイベントで、東京都とコラボして、東京タワーでいくつかのイベントを開催していました。

東京タワーでヤッホーと叫ぶイベントでは、ヤッホーの声の大きさや2人以上のコンボで得点を得ることができ、取得点数に応じて無料できのこの山が貰えました。

また、登頂イベントでは、東京タワーを山に見立て、登頂することで限定パッケージカバーを貰うことができました。

東京タワー内でのイベントの他に、東京都庁がきのこの山にテーマパークになるなど、大々的なイベントを催していたようです。

2018年もこれ程までの規模のイベントを開催してくれるとは限りませんが、ある程度豪華なイベントを開催してくれる可能性はあるでしょう。

山の日が近づいてきたら、きのこの山の公式サイトをチェックしてみると良いでしょう。

 

山モリ!フェス

 

神奈川県で山モリ!フェスというイベントが開催されます。

8月11日から12日にかけて開催され、会場は神奈川県秦野市、県立秦野戸川公園周辺が指定されています。

 


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公式サイトではイベントの内容がきく・みる・あるく・のぼる・たべる・かう・まなぶ・つくる・その他に分類されており、様々なイベントを楽しめることが予想されます。

残念ながらイベントの詳細についてはまだサイト上で更新されておらず、イベントで何ができるかまでは判断できません。

しかし、2017年に開催された様子が写真で掲載されており、ある程度イベント内容を予想することが可能です。

ロッククライミングを楽しんだり、テントを作ったり、登山用の調理器具で食事を作ったりと、山登りに関する体験をすることができるように見受けられます。

 

 

実際に山登りをするわけではなく、各ブースに分かれて疑似体験をするといった雰囲気です。

実際にどのようなイベント内容となるか知るためには、公式サイトの更新を待つ必要があるでしょう。

山モリ!フェスにご興味がある方は、公式サイトの情報を定期的にチェックしてみてください。

 

山の日記念全国大会

 

山の日記念

山の日記念全国大会というイベントが、鳥取県で開催されます。

トークセッションや式典には申し込みが必要となりますが、若い人が参加してもあまり面白くはないかもしれません。

山の日記念全国大会そのものよりも、周辺のイベントに参加した方が楽しいでしょう。

山の日記念全国大会のサイトのイベント紹介欄に、様々なイベントの予定が掲載されていますので、参考にしてみてください。

8月11日には大山の大献灯というイベントに参加することができます。

期間中は和傘灯りが大山寺参道に展示され、非常に美しい景色を楽しむことができます。

山の日をオシャレに満喫したいという方にはオススメのイベントであると言えるでしょう。

山の日記念全国大会では、8月11日以外にもたくさんのイベントが開催されています。

中には1300本のたいまつ行列が開催されたり、大山山麓の謎解き宝探しなど、大規模なイベントが開催されています。

せっかくの山の日だから山登りがしたいという方は、1日ズレてはしまいますが、8月10日に大山登山というビッグイベントもありますので検討してみると良いでしょう。

公式サイトでは、現時点で9月終盤までのイベント予定が掲載されていますので、2018年の夏に参加できるイベントを探している方はぜひ参考にしてみてください。

 

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自分が参加しやすいイベントを探してみよう

 

 

代表的な山の日のイベントをご紹介させて頂きましたが、他にも様々なイベントが各地で開催されます。

ご紹介したイベントの開催場所が遠すぎて参加できそうにないという方は、自分が参加しやすい場所にあるイベントを探してみると良いでしょう。

山の日は一日しかないため、合わせて行われるイベントも短期間の単発的なものが多いです。

泊りがけで無理に遠くに出かけるより、近くで手頃なイベントに参加することをオススメします。

自分が住んでいる地域と山の日をセットで検索することによって、参加しやすい手頃なイベントを見つけることができるでしょう。

 

 

山の日の直後にお盆も控えているため、山の日で無理して身体に負担をかけすぎてしまわないよう注意してください。

お盆の連休に向けて大型イベントを企画している方もいるでしょう。

また、済んでいる場所と実家が離れている方は、帰省ラッシュに苦労させられることも予想されます。

来たるお盆のメインイベントに向けて、できる限り体力は温存しましょう。

山の日はお盆の前哨戦であるといった気持ちで臨むことをオススメします。

 

 

山の日を有効活用して休日を楽しもう

 

 

山の日に関する様々な情報をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

山に感謝する日という機会を活かして、ぜひ山に関するイベントを楽しんでみてください。

登山の経験が無い方にとっては、新しい発見を得るよい機会となるでしょう。

安全や体調の管理に注意しながら、最大限に山の日を利用してみてください。