バイト(アルバイト)であっても、雇っている側にしてみれば大切な戦力ですので、急に休まれてしまうと困ってしまいます。

余剰な労働力を抱えている職場は少なく、一人休むだけで他の人への皺寄せが考えられるので、代わりの人が見つからない場合には大変なことになってしまうのは容易に想像できるでしょう。

しかし、絶対にバイトを休まない、ということは人間である以上、確約できるようなものではありません。


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どうしてもバイトを休まなければいけない場合は、いつまでに勤務先に伝えるべきか、どのような理由で休めば問題はないのか、などについて説明します。
看板

 

 

バイトを休むときはいつまでに言うべき?

 

 

一番困るのは、バイト当日に何にも言わないで勝手に休まれる場合です。そもそもバイト当日に休むこと自体問題がある行為ですが、無断で休むとなるとことは重大です。

バイトであれ正社員であれ無断欠勤は会社から見れば職場放棄となる行為です。勝手に無断欠勤されたのであれば他の社員にも示しが付きません。

減給や時給引き下げなどのペナルティが考えられますし、場合によってはクビになってしまう可能性があります。

したがって、無断でバイトを休むことは絶対にしてはいけません。

もしバイトを辞めたいので行きたくないと考えていたとしても、仕事をしている人間としての最低のマナーとして、きちんとその意思を勤務先に伝えてから行動するようにしましょう。

それではいつまでにバイトを休むことを伝えればよいのでしょうか。職場の状況やルールにもよりますが、予定がはっきりしたらなるべく早めに伝えた方が良いでしょう。

 

 

何か月も先の予定を伝えられても困りますが、例えばその月のシフト(勤務予定)を出すタイミングで〇日には予定があるのでバイトには出られない、ということを伝えておけば、急に〇日に出てください、というようなことはなくなるのではないでしょうか。

このタイミングであれば勤務先も、個々の事情を踏まえたシフトを組みやすいと考えられます。

シフト予定を提出してしまった後で予定が変更になった場合は、予定の変更が判明した時点で勤務先にその旨を伝えるべきです。

 


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他の人への影響やシフトの変更も考えられるので、ぎりぎりで伝えるよりも被害が少なくて勤務先も助かります。

しかし、体調不良など急にバイトに行けなくなってしまった場合にはどうすればよいのでしょうか。

バイト当日までに治ると思っていたけれども無理だった、というような事情もわからなくはありませんが、やはり事前に、しかも可能であればバイト前日までに勤務先には伝えておくべきでしょう。

上記のようにバイト当日までには治るかもしれない、という状況であっても、休んでバイトに穴を空ける可能性があるのであれば、前日までに休む可能性があることを勤務先に伝えておくことがリスク管理の観点から重要です。

バイトを休む場合の連絡手段ですが、できるだけ電話で休む理由を説明するようにした方が良いでしょう。

最近はメールやLINEでバイトを休むことを勝手に送り付けて連絡した気になってる人もいるようですが、メールやLINEは相手がどのタイミングで読むのかわかりません。

読まないのが悪い、と言うかもしれませんが、それは余りにも勝手な言い分です。

実際に話せば、例えば、どのくらい体調が悪いのかなどの状況もわかりますし、今後の人繰りについても考える必要があるのかどうかも判断できます。

ただし、本人が電話もできないような状態の時にはどうすればよいのでしょうか。できれば他の家族から電話をしてもらうのが良いでしょう。

親や兄弟などの身内から電話をもらえば勤務先も一応は安心するでしょうし、何かあった場合の連絡もしやすくなると思われるからです。

本人以外に電話することができる家族がいないような場合には、最終手段としてメールやLINEで連絡をしても致し方ないと思われますが、後日体調が回復した時などに、あらためて電話で勤務先に説明をした方が良いでしょう。

 

 

ただし、勤務先のルールで〇時までにメールで休みの連絡をすること、のようなルールが決まっている場合には、そのルールに則って対応することが大切です。

しかし、体調不良以外にもバイトに行けなくなるような状況は考えられます。基本的にズル休みをしてはいけませんし、理由によっては勤務先からズル休みなのではないか、と疑われてしまう可能性もあります。

勤務先にバイトを休む連絡をする場合には、休む理由も聞かれるのが当たり前です。

決してズル休みを推奨しているわけではありませんが、勤務先に納得してもらえるような理由を伝えることが重要です。
アルバイト中の男性


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もっともらしいウマイ理由は?

 

 

それでは、どのような理由であればバイトを休む理由として納得してもらえるものなのでしょうか。

 

体調不良

 

急にバイトを休む理由としては体調が悪くなってしまって、というケースは多いのではないでしょうか。

体調が悪い人にそれでも出勤してくれとはなかなか言えないですし、食品を取り扱っているような職場では二次感染の危険性もあるので、出勤されては困るようなところもあります。

頭痛や発熱、悪寒、気持ちが悪いなど様々な状態が考えられますが、状態によっては数日バイトに行くことができない場合も考えられます。

したがって、連絡をする時には自分の体の状態を正確に伝えて、もし医師に診察を受けたのであれば、〇日くらいすれば完治するち医者から言われました、といった情報もあわせて伝えるようにすると良いでしょう。

ただし、あまり頻繁に体調不良を理由にした欠勤をすると、その仕事を続けることが難しいのではないか、と判断されてしまうこともあるので、安易に体調不良を理由にした欠勤はしないようにしましょう。

本当に病気であれば、バイトよりも根本的な治療の方が大切なので、バイトどころではないでしょう。

 

身内の不幸

 

身内の不幸の場合も急に発生するものなので、勤務先としても休むな、とは言えません。例えば実家が遠方にあるような場合では数日間バイトには入れない場合もあるでしょう。

バイトを休む理由としては正当なもののひとつですが、あまり頻繁に身内に不幸が起きると本当かどうか疑われてしまう可能性があります。

ズル休みの理由としても、身内の不幸は使われ易いのですが、逆に嘘がばれた場合のペナルティも怖いですし、本当に不幸なことが起きた場合に休む理由として使いにくくなってしまうことも考えておくべきでしょう。


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学校

 

学生の場合には、学校の予定が急遽変更になってしまいバイトを休むということもあるかもしれません。

学生の本文は勉強ですので、授業が変更になるような場合には、勤務先もバイトを休むことを認めてくれる場合が多いのではないでしょうか。

授業の変更は数日前には学生に知らされますので、早めに勤務先に連絡できることが多いと思われます。

もし、バイト仲間の誰かが自分とシフトを変わってくれたような場合には、次は自分がその人とシフトを変更するようにすれば、お互いに気兼ねなくこれからも働くことができるでしょう。

 

就職活動

 

学生の就職活動というのもバイトを休む理由としては正当なものです。これから一生バイトをして生活するのではなく、正社員として社会に出るためには、就職活動は学生にとって重要な機会です。

上記の授業の変更と同様に、面接日時などは、基本的には、数日前には決まるものなので、決まり次第勤務先にはバイトを休むことを伝えておくべきでしょう。

バイトを休む時には嘘をつかないで、なるべく早いタイミングで本人が電話で勤務先に伝えることが大切です。
工事のアルバイト