ドライアイスは食べ物などを保冷する際に非常に便利なアイテムです。

氷とは異なり、溶けても気化するため水が発生しない点が魅力的でしょう。

ドライアイスを入れてもクーラーボックスが水浸しになることはありません。

氷と比べて非常な便利なドライアイスですが、どこで手に入れれば良いか分からないという方も多いでしょう。


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この記事では、ドライアイスの購入方法や保存方法についてご紹介します。

ドライアイスを使ってみたいと考えている方は、是非参考にしてみてください。

 

 

ドライアイスはどこで購入できる?

 

 

ドライアイス

ドライアイスはコンビニやスーパーで購入することはできません

では、ドライアイスはどこで購入できるのでしょうか。

ドライアイスを手に入れることができる場所をご紹介します。

 

氷屋

 

氷を専門に扱っている氷屋があるため、氷屋を探すことでドライアイスを手に入れられる可能性があります。

氷の専門店ですので、ドライアイスを扱っている可能性も高いでしょう。

しかし、店によっては扱っていないため注意は必要です。

近くに氷屋がある場合は、ドライアイスを扱っているかチェックしてみましょう。

 

梱包資材屋

 

梱包用の道具としてドライアイスを販売している業者もあります。

最近はネットショップを個人で運営することも可能になっているため、食品を扱う業者からのドライアイスの需要が高まっているという背景があります。

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梱包資材屋でもドライアイスを扱っているところは増えてきていますので、問い合わせてみると良いでしょう。

個人に対して販売してくれるところと、業者向けに一括でしか販売してくれないところがあります。

少量のドライアイスが欲しい場合は、売ってもらえない可能性もあることを覚えておきましょう。

 

プロパンガス屋

 

ドライアイスは二酸化炭素のガスによって作られているものですので、ガス屋の商品でもあります。

プロパンガス屋によっては、ドライアイスも商品として扱っているところもありますので、プロパンガス屋を当たってみるのも良いでしょう。

ドライアイスを作っているプロパンガス屋に問い合わせれば、販売してもらえる可能性が高いです。

 

漁業組合

 

魚を保管する際にもドライアイスを用いるため、漁業組合でも販売している可能性があります。

お店によっては漁師さん以外にもドライアイスを売ってくれるところもあるため、漁業組合に問い合わせてみることも有効な手段です。

漁業が盛んな地域に住んでいる方ほど入手しやすいでしょう。

 

通販

 

最もお手軽な方法がインターネットの通販による購入です。

自宅に居ながらにしてドライアイスを希望の数だけ購入できます。

店舗を歩いて訪ねるよりも確実に手に入れることができますので、通販でドライアイスを購入できる場合は通販を利用しましょう。

 

 

長持ちさせる保存方法は?

 

 

ドライアイス

せっかくドライアイスを購入しても、常温で放置しているとすぐに溶けてしまいます

ドライアイスを手に入れたらなるべく早く適切な方法で保存する必要があるでしょう。

ドライアイスを長持ちさせる適切な保存方法をお伝えします。

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発泡スチロールの容器の中に入れる

 

最もメジャーなドライアイスの保存方法は、発泡スチロールの容器の中に保管することです。

瓶などの密閉した容器の中にドライアイスを入れると、気化して破裂してしまう恐れがあるため注意してください。

ドライアイスは気化することによって750倍もの体積に膨れ上がるため、ある程度空気の逃げ道を残しておく必要があります。

発泡スチロールの容器であれば、蓋を閉じていてもある程度空気が逃げていくため、ドライアイスを保管しても破裂することがありません。

ドライアイス保管専用の発泡スチロール容器も販売されていますので、本格的にドライアイスを保管したいという方にはオススメですが、値段が張る点にはご注意ください。

 

紙に包む

 

ドライアイスを紙で包むことによっても気化をある程度防ぐことができます

ドライアイスを発泡スチロールに保管することが流行する前は、業者などは新聞紙にくるんでドライアイスを運んでいました。

発泡スチロールの容器が用意できない場合は、新聞紙のような厚手の紙類でドライアイスをくるんでおくと良いでしょう。

新聞紙にくるむだけでも、一日くらいは保存することが可能です。

一点注意として、冷凍庫に保管しても効果が無いことを理解しておきましょう。

ドライアイスは0℃の氷と異なり、−78.5℃と大変な低温です。

ドライアイスにとっては冷凍庫内の温度すらも高温な環境となるため、冷凍庫に入れてもドライアイスが溶けることを阻止することはできません。

ドライアイスを保管する際は、超低温のドライアイスを冷やすことは難しいため、いかに気化させないかを考えて保管する必要があります。

紙で包む際は、できる限りドライアイスの全体を包み込むようにしましょう。

 

 

処理・捨て方はどうすればいい?

 

 

ドライアイス

ドライアイスを処分したいと思ったら、どのように捨てれば良いのでしょうか。

適切な捨て方をいくつかご紹介しますので、ご参考にしてみてください。

 

お湯をかける

 

ドライアイスを早く捨ててしまいたい場合は、お湯をかけてあげましょう。

お湯の熱がドライアイスを急激に溶かしてくれるため、自然に溶けることを待つよりもはるかに早く溶けていきます。

ただ、お湯をかけるとドライアイスの煙が大量に発生する点に注意しましょう。

何も知らない人が目撃すると驚いてしまう可能性があるため、近くに人がいる場合はドライアイスを処分する旨を周知しておくことをオススメします。

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風通しの良いところで気化させる

 

ドライアイスを処分する際は、出来る限り風通しの良いところで処分するようにしましょう。

ドライアイスは二酸化炭素でできていますので、ドライアイスを急激に溶かすことで二酸化炭素が室内に充満してしまいます。

密閉された室内に二酸化炭素が充満することで、酸欠に見舞われてしまう危険性があります。

ドライアイスにお湯をかける場合は急激にドライアイスが溶けだしていくため、風通しは良くしておきましょう。

ベランダで捨てたり、換気扇を回した上でシンクの中に捨てるなどがオススメの処分方法です。

よほど密閉された室内でない限りは酸欠になる心配はありませんので、基本的にはどのような場所でも問題なく処分できるでしょう。

ドライアイスを溶かしても水が垂れたりすることはありませんので、氷よりも処分は簡単でしょう。

 

 

ドライアイスは氷とは別物!

 

 

ドライアイスの購入方法や保管方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ドライアイスは氷とは別物であるということをよく理解しておき、ドライアイスの性質に合わせて対応することが大切です。

ドライアイスを保管する際の注意点として大切なのは、冷凍庫に入れておいても溶けてしまうという点と、密閉された容器に中に保管しておくと破裂してしまう可能性がある点です。

また、処分する際に密閉された場所で酸欠になってしまう可能性についても注意する必要があるでしょう。

ドライアイスに関しては密閉された環境が危険であるということさえ覚えておけば、ほぼ問題無いでしょう。

元々氷よりも処分が簡単な保冷アイテムとして作られたドライアイスです。

危険性さえ把握しておけば、溶かしても水が垂れない非常に扱いやすいアイテムであると言えます。

ドライアイスを扱う際はできる限り風通しの良い場所を選び、有効活用してください。