冬になると、寝る時に湯たんぽを手放すことができない冷え性の人は多いのではないでしょうか。

昔は湯たんぽと言えば、お湯を入れる無骨なデザインのものくらいしかありませんでしたが、現在では充電式のものや可愛らしいデザインの商品も増えています。

湯たんぽの種類や使用方法における注意点などについて説明して、湯たんぽの代用品になるものも紹介します。

 

 

湯たんぽの種類は?

 

 

湯たんぽは現在でもお湯を容器に入れて体を温める道具として利用されていますが、お湯以外の方法で温める湯たんぽも登場しています。

また、伝統的なお湯を利用した湯たんぽも素材によっていくつかの種類がありますので、湯たんぽの種類について説明します。
プラスチック製

 

陶製湯たんぽ

 

陶製の湯たんぽは保温性が高く、朝方まで温かい状態のままで心地よい睡眠をサポートしてくれるでしょう。

ただし、重量があるうえに落としたら割れてしまうこともあるので、取り扱いにはやや注意が必要です。

金属製湯たんぽ

金属製の湯たんぽは熱伝導率が高いので、保温性も高くいつまでも温かい状態で体を温めてくれます。

直接火にかけることができるタイプもあるので、温め直しの際も便利に使うことが可能です。ただし、火傷には十分注意してください。

 

プラスチック製湯たんぽ

 

プラスチック製の湯たんぽは、様々なデザインものが増えており、若い女性などにも新たに湯たんぽが広まるきっかけとなったものです。

電子レンジ対応のものもあり、陶製や金属製の湯たんぽよりも手軽に利用できる点も評価されているようです。

ただし、値段も安く手軽である一方で、冷めやすいというデメリットもある点には注意が必要です。

 

ゴム製湯たんぽ

 

ゴム製の湯たんぽは、素材として柔らかいので子供の利用に適していると考えられます。熱伝導率も低いので、低温火傷をしにくいとされています。

一気に体が温かくなるという効果はないものの、保温性は高いので温かい状態が長続きするという特徴があります。

 

充電式湯たんぽ

 

お湯を使わずに、水や蓄熱液(弱塩化ナトリウム水溶液)を電気の力で温めて使用する湯たんぽもあります。

お湯を沸かさずに済むこと、何度も繰り返し充電することで利用できること、電気代もあまりかからないこと、などから便利な湯たんぽであると言えます。
無印製

 

 

湯たんぽの使い方や使用上の注意点は?

 

 

湯たんぽの利用方法に関する注意点を、上記の分類に合わせて説明します。

 

陶製湯たんぽ

 

湯たんぽを利用する場合に最も注意が必要なのは、火傷です。通常の火傷だけではなく、低温火傷にも注意が必要です。

陶製の湯たんぽは、保温性が高いので、特に低温火傷には気を付けましょう。長時間直接湯たんぽに接していると危険です。

湯たんぽをタオルなどでくるんで使うことで、湯たんぽに直接肌が触れないようにしておくことが大切です。

また、陶製の湯たんぽは割れやすいので、布団の中で割れて熱湯が肌にかかってしまうようなことのないように丁寧に取り扱う必要があります。

 

金属製湯たんぽ

 

金属製湯たんぽも低温火傷には注意が必要です。熱伝導率が高いので、すぐに布団を温めてくれますが、一方で低温火傷になりやすい点には気を付けましょう。

また、錆びやすいというデメリットもあるので、使用したらよく乾かしておくことが大切です。

 

プラスチック製湯たんぽ

 

プラスチック製の湯たんぽは丈夫で低温火傷もしにくく、女性からの人気も高い湯たんぽです。

デザイン優先で保温機能もあまり期待はできませんが、手軽に利用できる湯たんぽではあります。

 

ゴム製湯たんぽ

 

ゴム製湯たんぽは長時間利用できる低温火傷しにくい湯たんぽではありますが、低温火傷をしないわけではないので、安心し過ぎることも危険です。

 

充電式湯たんぽ

 

充電式湯たんぽは中身の水や溶液が漏れないようにすることが大切です。漏電してしまう場合もあるので、水漏れ・溶液漏れがある場合には使用を中止してください。
ドイツ製

 

 

人気の湯たんぽは?

 

 

上記のように湯たんぽにはいろいろな種類のものがありますが、具体的にはどのような湯たんぽに人気があるのでしょうか。

 

1位:100円均一ショップの湯たんぽ

 

100円均一ショップには多くの種類の湯たんぽが販売されています。ダイソーやセリアといった100円均一ショップでは小ぶりな湯たんぽが用意されており、カイロのように使われています。

値段も安いので、気に入ったデザインの湯たんぽをいくつか揃えても使うたびに楽しくなるかもしれません。

 

2位:ニトリの湯たんぽ

 

家具や小物販売のニトリでも湯たんぽを販売しています。ニトリの湯たんぽにはスウェットスーツの素材で作られている「やわらか湯たんぽ」という名前で販売されている商品があります。

柔らかい素材(クロロプレンゴム)で、低温火傷しにくいという特徴があります。ニトリには他にも、ゴム製のものやカバー付きのものなど豊富なラインナップが揃えられています。

 

3位:ファシーの湯たんぽ

 

ファシーはドイツ製の湯たんぽを製造、販売しているメーカーで、湯たんぽには合成樹脂素材を使っています。

合成樹脂製の湯たんぽはゆっくりと温度が下がっていくので、体への負担が少ない点にメリットがあります。

また、デザインもたくさんの種類があるので自分が気に入った湯たんぽを選ぶという楽しみもあります。

 

4位:無印の湯たんぽ

 

無印良品ではシンプルなポリエチレンの湯たんぽを販売しています。半透明で中身を確認しやすいデザインとなっています。

価格的にもお財布に優しく、湯たんぽカバーで他の人と差をつけることが可能な商品です。

 

5位:充電式ゆたんぽ(大阪ブラシ)

 

充電されるとブザーで教えてくれる湯たんぽです。他の暖房器具のように乾燥することもなく、長時間温かさが維持される点も特徴です。

布団の中であれば6時間~8時間くらい、室内でも3時間~5時間くらいは保温が可能となっています。

 

 

湯たんぽの代わりになるものはある?

 

 

湯たんぽを買いに行く時間がなかなかない人にとって、湯たんぽの代用品となるものはあるのでしょうか。

ビン、缶、ペットボトルなどは代用品として考えられますが、どれもお湯をこぼして火傷をしないようにきちんとお湯を密閉できるようにしておくことが大切です。

また、保温性についてはガラス製のビンであれば陶製の湯たんぽと、金属製の缶であれば金属製湯たんぽと、ペットボトルであればプラスチック製の湯たんぽと、それぞれ同様の保温性があると考えられます。

しかし、代用品も形状やお湯の密閉状況によって保温性は異なるので、注意しましょう。

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