運動会は、学校や幼稚園、保育園のイベントの中でも特に盛り上がるイベントの1つです。
その中でも組体操というのは、運動会の花形といっても過言ではない競技だと考えている方も多いでしょう。
組体操は主に2人以上、あるいはもっと大人数で協力をしなくては完成させることができない競技の1つです。
その協力者とは、競技を行う生徒や児童、園児はもちろんのこと、先生方の協力も欠かすことはできません。
先生は演技指導のほかにも、その演技構成やあるいはどのような曲に合わせるのかということも考えなくてはいけませんよね。
昔は太鼓に合わせる、ホイッスルに合わせるということが多い印象でしたが、最近では様々な曲を取り入れ、その曲に合わせて演技を行うということも増えてきています。
ですが、毎年同じ曲を使うというのではつまらないと考えている方もいるのではないでしょうか。
例えば運動会には定番の曲がいくつかあります。
ロシアの作曲家、ドミトリ・ボリソヴィチ・カバレフスキーの「道化師のギャロップ」やドイツ生まれで、フランスで活躍した作曲家、ジャック・オッフェンバックの「天国と地獄(地獄のギャロップ)」などは、運動会で聞いたことがない方のほうが少ないのではないでしょうか。
また、同じく運動会で行われることの多い競技、フォークダンスの代表曲として「藁の中の七面鳥(オクラホマミキサー)」やイスラエル民謡である「マイム・マイム」などは踊ったことがある方も多いことでしょう。
では、組体操にはどのような曲が向いているのでしょうか。
今回は、近年増え始めてきている組体操に向いている曲についてご紹介します。
組体操で盛り上がる曲の選び方とは?
まずは曲の選び方からご紹介します。
ここでご紹介するのは2018年に盛り上がること間違いない曲だけでなく、毎年使えるようにどのような点に注意して選ぶとよいかという事柄についてご紹介します。
動きやすい曲であること
例えば中学生ともなると、体力があり様々な動きができるため、少しアップテンポであったり長めの曲でも問題なく演技を行える場合があります。
ですが、小学校低学年の児童や幼稚園、保育園の園児であればあまり長い曲やアップテンポな曲では、体力的に継続が難しい場合もあります。
もちろん、同学年・同性であったとしても、個人個人で体力は異なりますし、運動の得意不得意によってもできることが異なります。
なるべく演技を行う全生徒・児童・園児の体力に見合った長さ、テンポの曲を選ぶようにするとよいでしょう。
拍がわかりやすい曲であること
太鼓やホイッスルの音に合わせる場合は、音を鳴らす側がある程度演技者の様子を見ながらタイミングを合わせることができます。
ですが、曲ともなるとそうはいきません。
なんらかのハプニングがあった際も曲を止めるわけにはいかず、動きがずれ込むこともあります。
また、曲に合わせて演技を行うというのは、太鼓やホイッスルにあわせるようりも難しくなりがちです。
ですので、演技の開始のタイミングがわかりやすい曲を選ぶほうがよいでしょう。
テーマに沿っている曲であること
組体操を含め、運動会自体にテーマが決まっている場合があります。
特に歌詞付きの曲は、それによってイメージがつきやすくなります。
そのため、運動会、あるいは組体操のテーマに則さない曲は避けたほうがよいでしょう。
元気や明るさをテーマにしているのに、暗い調子の曲を選ぶ方はいませんよね。
オススメの曲一覧
では、2018年はどのような曲が盛り上がりやすいのでしょうか。
実際に何曲か例を挙げてご紹介します。
『前前前世』 RADWIMPS
アニメや映画に興味がないという方でも、1度も聞いたことがないという方は少ないのではないでしょうか。
2016年に放映された大人気映画「君の名は。」に使用された、ロックバンド「RADWIMPS」の曲です。
全体的にアップテンポな印象がある曲ですが、サビの部分では盛り上がること間違いないでしょう。
『ダンシングヒーロー』 荻野目洋子
こちらは、お笑い芸人である平野ノラさんが使用したバブリーネタで再ブレイクした曲です。
また、2017年の第10回日本高校ダンス部選手権(ダンススタジアム)で準優勝となった、大阪府立登美丘高校のダンス部が「バブリーダンス」として使用したことも記憶に新しいのではないでしょうか。
高校生が踊っていること、懐かしい曲であることからも、演技を行っている生徒はもちろん、観客である保護者世代でも盛り上がるでしょう。
『ダーティ・ワーク』 オースティン・マホーン
次は洋楽からのラインナップです。
曲名を聞いてもパッとどんな曲か出てこないという方も多いのではないでしょうか。
ですが、これを言えばほとんどの方がどのような曲か思い浮かぶはずです。
この曲は、お笑い芸人であるブルゾンちえみさんのネタで使用している曲です。
この曲も組体操に人気の曲としてラインナップされています。
『どこまでも ~How Far I’ll Go~』 屋比久知奈
こちらは2017年に公開されたディズニー映画、「モアナと伝説の海」の主題歌になった曲です。
スローテンポな曲ですので、小学校低学年の児童や幼稚園、保育園の園児にもぴったりの曲です。
その他の定番曲
2018年に限らず、組体操で使える曲をいくつかご紹介します。
葉加瀬太郎さんの『エトピリカ』は、テレビ番組「情熱大陸」のエンディングにも使われていた名曲です。
壮大なスケールで盛り上がるため、組体操の定番曲となっています。
『DEPARTURE』は木村拓哉さん主演のドラマ「GOOD LUCK!!」のテーマ曲としても使われていました。
出発・旅立ちをテーマとした曲ですので、特に卒業を間近に控えた小学校6年生の組体操には向いているのではないでしょうか。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のエンディングテーマは、力強さがありリズムもとりやすく、組体操で人気のある曲の1つです。
知らない人が少なく、保護者受けもよい曲とされています。
ゆずの『栄光の架橋』は2004年に行われたアテナオリンピックのテーマ曲としても使用されていました。
今なお組体操で使われている大人気の曲です。
まとめ
最近では組体操に曲を使うことが増えてきている印象です。
曲を選ぶ立場にある方は悩むかもしれませんが、組体操のテーマとぴったり合致すると大きな感動を呼びます。
演技を行う生徒・児童・園児の体力やテーマに沿って曲を選び、観客と一体となって行うことのできる組体操のプログラムを組んでみるというのはいかがでしょうか。
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