郵便局にある窓口といえば、郵便窓口とゆうゆう窓口の2種類があります。

 

もちろん、貯金窓口や保険窓口などもありますが、今回は郵便業務を取り扱う郵便窓口とゆうゆう窓口の2つについてご紹介します。

 

2つとも少し名前が似ていますよね。

 

では働きはどうなのでしょうか。


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この2つはどのような部分が似ていて、どのような部分が異なるのか、どういった場合にどちらの窓口を使えばいいのかについてご紹介していきます。

 

 

ゆうゆう窓口と郵便窓口はどのように業務内容で違いがある?

 

 

この2つはどちらも郵便局内にあるものです。

 

では働きと2つの違いを見ていきましょう。

 

郵便窓口とは

 

郵便窓口とは、郵便局会社が運営を行う窓口です。

 

すべての郵便局にこの窓口があります。

 

業務としては主に郵便業務を担っています。

 

郵便業務には、切手やハガキの販売、書留の差し出しなど、郵便物に関わる全ての業務が含まれています。

また、書き損じのハガキや切手の交換、当選した年賀はがきの交換などは郵便窓口で取り扱われています。

 

レターパックや、収入印紙などの交換は郵便窓口のみの取り扱いです。

 

その他、郵便局限定の商品や記念切手、季節限定の商品はこちらでしか購入できない場合があります。

 

営業時間は配達を行う集配郵便局で平日の9時から19時ですが、一部郵便局では17時で営業を終了することがあります。

土曜日は休業の郵便局が多いですが一部9時から15時あるいは17時まで営業を行っている郵便局もあるようです。

 

また、12月15日から12月31日の休日以外の土曜日は、すべての郵便局で営業を行っています。

 

日曜日や祝日も基本的に休業ですが、一部の郵便局では9時から12時30分まで営業を行っています。

 

配達を行わない無集配郵便局は、平日は9時から17時まで営業を行っています。

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東京都心の一分の郵便局では10時から18時の営業の場合があります。

 

無集配郵便局は土曜日、日曜日、祝日は基本的に営業を行っていません。

 

沖縄県の一部の郵便局は、平日が8時30分から16時30分までです。

 

土曜日や日曜日、祝日は休みの場所が多いですが、一部の郵便局に限り、土曜日は9時から12時まで営業を行っています。

 

ゆうゆう窓口とは

 

ゆうゆう窓口は、かつて時間外窓口とよばれていました。

 

こちらは日本郵便株式会社が運営を行っています。

 

ゆうゆう窓口は、すべての郵便局にある窓口ではありません

 

ゆうゆう窓口が置かれているのは、主に集配郵便局です。

 

基本的には、郵便業務のほとんどをこちらの窓口で行うことができます。

 

ですが、書き損じの切手やハガキの交換、レターパック、収入印紙の交換は行うことができません。

 

また、年賀ハガキの交換なども受け付けていません。

 

収入印紙や記念切手の購入は、ゆうゆう窓口でも取り扱われています。

 

ですが、在庫数が郵便窓口に比べると少ない傾向にありますので、大量に購入したいあるいは高額な収入印紙が必要な時は事前に問い合わせが必要です。

 

反対に、郵便窓口では取り扱われていない保管郵便物や不在留置郵便物、本人限定受取郵便物などの受け取りはゆうゆう窓口で取り扱われています。

その他支店への申請や、住所変更などの届け出の受付も行っています。

 

ゆうゆう窓口と郵便窓口の大きな違いは営業時間だといえます。

 

もともとの名称が時間外窓口と呼ばれていたことからも想像がたやすい通り、郵便窓口あるいは郵便局自体が開いていない時間でも営業が行われています。

 

中央郵便局や、大規模な郵便局、東京23区内にある集配郵便局では基本的に平日、土曜日、日曜日や祝日も24時間営業です。

 

もちろん、郵便窓口の営業時間はそちらで通常の郵便業務は取り扱われていますので、その場合はゆうゆう窓口で一般的な郵便業務を停止している場合があります。

 

その他、普通郵便局にあるゆうゆう窓口では平日は8時から郵便窓口の営業時間まで、郵便窓口営業時間終了後から20時まで営業が行われています。

 

土曜日は、土曜日に郵便局が営業している場所では8時から営業開始時刻までと営業終了時刻から20時まで営業を行っています。

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土曜日に営業を行っていない場所では、8時から17時までが営業時刻です。

 

日曜日や祝日は、土曜日に営業を行っている郵便局では9時から15時まで、営業を行っていない場合は9時から12時30分までが営業時刻です。

 

もちろん、郵便局によって異なる場合がありますので、お近くのゆうゆう窓口の営業時刻を調べておくとよいでしょう。

 

それぞれどのような場合に利用するのはオススメ?

 

 

基本的には、郵便窓口で行うことのできる業務のほとんどをゆうゆう窓口でも取り扱っているため、それほど使い分けが必要な場合は多くもないでしょう。

 

ですが、使い分けが重要な場面もあります。

 

郵便窓口がオススメの場合

 

郵便窓口は、営業時間が少し短いですが、基本的に郵便業務であればこちらを利用するほうがよいです。

 

また、書き損じの交換や当選したクジ付きハガキの交換などはこちらでしか取り扱われていませんので、確実に郵便窓口がオススメです。

 

その他、切手や収入印紙が大量に必要、あるいは高額な収入印紙が必要といった場合も郵便窓口の利用がオススメです。

 

基本的に郵便窓口はすべての郵便局に開設されていますので、近くにゆうゆう窓口がないという場合はよほどのことがない限り郵便窓口で構わないでしょう。

 

ゆうゆう窓口がオススメの場合

 

ゆうゆう窓口の大きな利点は、営業時間が長いあるいは24時間営業であるといった点です。

 

日中、お仕事などがありなかなか郵便局に行けないという場合はゆうゆう窓口でも一般的な郵便業務を取り扱っていますので、ぜひご利用ください。

 

他にも、不在通知などが届いており、すぐにでも荷物を受け取りたいといった場合はゆうゆう窓口で受け取ることができます。

 

その際に必要となるものは、不在通知表、身分証明書、はんこです。

 

それらを準備して、ゆうゆう窓口で受け取ることができます。

 

 

まとめ

 

 

郵便窓口とゆうゆう窓口は名称こそ似ていますが、運営会社が異なります。

 

ですが、業務の一部は共通しています。

 

もちろん郵便窓口でしかできないこと、ゆうゆう窓口でしかできないことがありますので、必要なサービスに合わせて選択するとよいでしょう。

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