髪の毛を切ったばかり、スタイリングを行ったばかりなのにもう髪の毛が傷んできた、若いころはこんなことはなかったのにと感じている方は少なからずいらっしゃることでしょう。

 

事実、高校生頃までは校則等でパーマやカラーリングなどは禁じられており、それほど傷むようなことをしていなかった方が大人になり自由にパーマ・カラーリングをやるようになった結果、傷むのが早くなった気がするという意見がみられます。

 

ですが、せっかくスタイリングを行ったのであれば、そのヘアスタイルをできる限り長くキープしたいですよね。


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そしてできれば、自宅であまりお金をかけずに行いたいと思っている方も少なくはないでしょう。

 

では、今回の記事では、髪の毛をツヤツヤのままキープする方法についてご紹介します。

 

 

髪の毛が傷むNG習慣とは?

 

 

もともと体質・髪質的に髪の毛がツヤツヤになりにくい人もいます。

 

髪の毛が乾燥しやすい、くせ毛であるという方はそちらに該当します。

 

ですが、この方たちは生まれつきの体質・髪質によるものですので、昔からツヤツヤになりにくいと感じている場合が多いです。

 

また、こちらの場合でしたら毎日正しくケアを行うことにより、ツヤツヤの髪質になることもできます。

 

元々はツヤツヤの髪質だったのに、急にパサパサし始めたというばあいは、髪にとってNG習慣を続けている可能性があります。

 

では、どのような習慣は髪質を悪くする傾向があるのでしょうか。

 

極度の睡眠不足

 

髪のダメージ補修は就寝時間に行われています。

髪はタンパク質を成分としていますので、毎日寝る時間が遅い、不規則である場合はダメージ補修が十分に行われていない可能性があります。

 

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栄養が極端に偏っている

 

栄養の偏りは美容にとって大敵です。

 

いくらダイエット中だからといって、体にとって重要な成分を抜いてしまうと、肌にも髪にもよくありません。

 

栄養のバランスを考えたうえで、高たんぱく質低脂質の食事を心がけるとよいようです。

 

常に帽子をかぶる

 

たしかに紫外線というのは髪にとってよいものではありません。

 

ですが、ずっと帽子をかぶっているというのも問題です。

帽子をかぶることによって、どうしても帽子の中は湿度が高くなり蒸れてしまいます。

 

この湿度というのも、髪にとってはよくないものです。

 

ですので、紫外線が直接当たらない場所にいるときは帽子を脱ぐなど、適度に風通しをよくしてやるとよいでしょう。

 

高頻度のカラーリング・ブリーチング・パーマなど

 

ヘアスタイリングは、たしかにきれいに見えますが、その分髪にかかるダメージも大きいです。

 

カラーやブリーチは様々な薬剤を髪に塗布し、脱色したり色をつけたりします。

 

パーマも薬剤に加え、熱も加えますのでその分傷みやすくなります。

 

できれば月1回程度に留めておくほうが無難でしょう。

 

また、その際のダメージ補修を行うためにも、ヘアスタイリング後はトリートメントを行ってもらうとよいです。

 

たしかに、美容院やヘアサロンでのトリートメントは高価な印象がありますが、市販されているトリートメントには配合されていない成分が配合されていたり、反対に髪によくない成分が除去されているものがあります。

 

また、髪を取り扱うプロだからこそ、その人に適した成分の含まれたスタイリング剤を選んでくれます。

 

髪を洗わずに寝る

 

人によっては朝シャン派だという方もいることでしょう。

 

ですが、髪にはその日に受けた汚れやダメージがあります

 

ですので、そのまま寝てしまうと汚れがついたままです。

 

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それらの汚れは雑菌などの繁殖の原因となってしまいます。

 

髪の毛を乾かさずに寝る

 

シャンプーやリンス、トリートメントなどがきっちり流れていないのはもちろん、髪の毛を適切に乾かさずに寝てしまうというのも髪にとってはよくありません。

 

自然乾燥で乾かすと、乾くまでに時間がかかりますので地肌などが湿ったままです。

 

また、湿度が高いとその分雑菌が繁殖しやすくなります。

 

かといって、タオルドライでゴシゴシと擦ってしまうと、髪のキューティクルが傷んでしまいます。

 

ですので、ドライヤーで短時間で乾かすようにした方が、髪を傷めずに乾かすことができます。

 

 

髪の毛をツヤツヤにする方法(自宅でできる女性編)

 

 

では、どのような習慣をつければ髪の毛をツヤツヤに保つことができるのでしょうか。

 

男女によって髪質が異なりますので、それぞれご紹介します。

 

髪をきちんと乾かす

 

シャンプー後は、自然乾燥に任せるのではなく、ドライヤーを使い短時間で乾かしましょう。

ブラシや手などを使って、髪の毛をまっすぐに梳かしながら、ドライヤーを使い乾燥させます。

 

特に髪の毛が広がりやすいという方は、なるべく早く乾かしてください

 

髪の毛は水分が蒸発することによって固定されます。

 

ですので、くせ毛の方は自然乾燥に任せておくとくせがついたまま固定されてしまいます。

 

ドライヤーは、キューティクルの流れに沿いながら風をあてます。

 

根本から毛先に向かいながら風をあてることでツヤ髪にすることができます。

 

アイロンで仕上げる

 

ヘアアイロンは、髪の毛をツヤツヤにする方法で効果が高いものです。

 

ですが、毎日のようにアイロンで仕上げをしてしまうと、その分髪の水分量が抜けてしまい、パサパサとした印象になってしまいます。

 

ですので、アイロン仕上げを行う際は毎日ではなく、特別な日だけにするとよいでしょう。

 

スプレーなどを使う

 

お出かけ前などに、髪用のツヤ出しスプレーなどを使うことで、髪の毛にツヤツヤとした印象を与えることができます。

 

また、髪の毛を紫外線から防護する効果があるものが多いため、帽子の代わりにつかうというのもよいでしょう。

 

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加齢の影響を考慮する

 

40代・50代ともなると、髪にツヤが少なくなったと感じる人の割合が増えてきます。

 

特に、女性は閉経を迎えると、ホルモンバランスが男性に近づいてしまい、若いころと同じヘアケアをしていても、どうしてもツヤが少なくなることがあります。

 

ヘアオイルなどで潤いを与えてやり、頭皮マッサージなどを行って頭皮の血流をよくしてやることにより、髪にツヤを取り戻すこともできます。

 

 

髪の毛をツヤツヤにする方法(自宅でできる男性編)

 

 

実は男性は、男性ホルモンの影響により、女性に比べて髪質が繊細であることが多いです。

 

男性ホルモンの働きにより、髪は抜けやすく、生えてくるものも細くサラサラとしていることが多くあります。

 

シャンプーをきちんと選ぶ

 

美容に関心の高い男性はまだしも、興味がない男性は、女性に比べるとシャンプーなども考えて選ばずに適当に選ぶ傾向があります。

 

ですが、シャンプー選びは髪にとって最も大切なプロセスです。

 

最近ではノンシリコンシャンプーなど、髪に悪い成分を除去したものが販売されています。

 

特に男性にとっておすすめなのは、石鹼シャンプーなどと言われています。

 

即効性があるものではありませんが、頭皮は石鹸シャンプー、毛髪部分は既存のシャンプーなどと使い分けることが大切です。

 

ドライヤーを使って乾燥させる

 

髪が短い男性は特に自然乾燥に任せている方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、女性と同じく自然乾燥では髪も傷みやすくなってしまいます。

 

なるべく短時間で乾燥させてやるようにしましょう。

 

生活習慣を見直す

 

髪にとってのNG習慣を続けていると、どうしても髪のツヤがなくなってしまいます。

 

栄養不足や睡眠不足、強いストレスはもちろんのこと、タバコや過度な飲酒は髪にとってもよい影響を与えません。

 

これらの5つの習慣を見直すだけでも、頭皮にとってはよい影響が出始めることでしょう。

 

 

自分で行う際の注意点とは?

 

 

美容院やヘアサロンで使われているアイテムをそのまま自宅で使ってもうまくいくとは限りません。

 

例えばドライヤーを使う場合は、美容院などで使われているものよりも低温のもののほうがよいです。

 

熱を与えると髪は傷んでしまいます。

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自宅では自分で乾燥させることが多いため、どうしても同じ場所に長時間当ててしまったり、流れにきれいに沿わなかったりということがあります。

 

その場合のリスクを軽減してくれますので、低温ドライヤーなどを視野に入れておくとよいでしょう。

 

また、シャンプーの使い過ぎは髪にとってよくありませんが、トリートメントはある程度の量を使わなければ、その効果を十分に発揮できません

 

もったいないからといって少量ずつ使わずに、適量を見定めて使った方が効果が高いです。

 

また、トリートメントを頭皮につけてしまうと十分に洗い流せなかったり毛穴を塞いでしまったりということがあります。

 

ですので、なるべく髪だけにつけるようにしましょう。

 

難しいという場合は、髪が傷みやすい毛先だけなどにしておくとよいようです。

 

 

しっかり長持ちさせるには美容院も考えるべき?

 

 

もちろん、髪質を根本的にコントロールしたいのであれば、美容院でのケアをお願いするのに越したことはありません。

ですが、どうしても価格が気になるという方は頻繁にいくのではなく定期的なメンテナンスとして行くとよいでしょう。

 

ヘアカラーやブリーチなど髪にダメージを与えるものは、なるべく美容院でお願いした方が無難です。

 

また、髪型によってツヤが出ているように見えるものを選ぶとよいでしょう。

 

基本的には段の入っていない髪型のほうが、ツヤツヤに見え、反対に段を入れたものはツヤがないように見えてしまいます。

 

 

まとめ

 

 

髪質は、生活習慣やヘアケア方法を変えることで、元のツヤ髪に戻すことができます。

 

髪に悪い習慣はなるべく避け、しっかりと洗いきちんと乾かし、うねりを抑えることで髪はツヤがあるように見えます。

 

シャンプーやリンス、トリートメントなどは髪によい成分が配合されていること、髪に悪い成分が除去されていることを確認するという習慣も大切ですね。

 

また、ヘアオイルやヘアスプレーなどによって髪を防護してやるとよいでしょう。