マスクをかけた際に耳が痛くなって困った経験は無いでしょうか。
花粉症などでマスクを毎日かける必要がある人は、マスクをかけるたびに耳が痛くなって困ることがあります。
マスクをかけた時の不快な耳の痛みを防ぐ方法はあるのでしょうか。
この記事では、マスクをかけた際の不快な耳の痛みを防ぐ方法をご紹介します。
快適にマスクを利用したいという方は、是非チェックしてみてください。
なぜマスクをかけると耳が痛くなるの？
なぜマスクをかけた際に耳が痛くなるのでしょうか。
対策を見る前に、原因を先に押さえておきましょう。
マスクが小さい
マスクが自分の顔に対して小さいと紐の長さが足りなくなり、耳に食い込みやすくなってしまいます。
最初は大きめのサイズのマスクから試しながら、丁度良いサイズを見つけると良いでしょう。
マスクの紐が細い
マスクの紐が細いと耳に食い込みやすくなり、耳が痛くなります。
マスクの紐はゴムですので、元々耳に食い込みやすいという性質があります。
細い紐を選ぶことでさらに耳に食い込んでいくため、より耳が痛いと感じやすくなります。
マスクを頻繁に着脱している
マスクを頻繁に着脱することで耳が紐に擦られる機会が多くなってしまい、耳が痛くなる可能性があります。
耳への負担は紐の圧力によってのみ発生するわけではなく、紐の摩擦によっても生じます。
マスクを頻繁にずらすことで肌荒れが引き起こされてしまい、耳が痛くなります。
一度肌が荒れるとマスクをかけるたびに痛みが生じることになるため、悪循環になってしまいます。
マスクを少しずらして顎の方に持っていくだけでもゴムで耳が擦れますので、無意識のうちに耳を傷つけている可能性があります。
眼鏡がマスクを押さえつけている
眼鏡とマスクを一緒にかけている人は、眼鏡がマスクの紐を押さえつけていることによって耳が痛くなっている可能性があります。
眼鏡がマスクの紐を押さえつけることによって耳にかかる圧力が増しますので、通常よりも痛みを感じやすくなります。
耳が痛くならないマスクのかけ方は？
マスクをかけて耳が痛くなる原因がわかったところで、耳が痛くならないようにマスクをかける方法を確認してみましょう。
以下でご紹介する方法を利用することで、マスクをかけた際に生じる耳の痛みを軽減させることができるでしょう。
適切なサイズを選ぶ
サイズが小さすぎるマスクをかけて耳を痛めないためにも、自分の顔の大きさに合ったサイズのマスクを選びましょう。
適切なサイズのマスクを選ぶことによって紐が過剰に引っ張られることがなくなるため、耳に負担がかかりにくくなるでしょう。
女性用として販売されているマスクはサイズが小さいものが多いため、きついと感じる場合は男性用のマスクを試してみることをオススメします。
あまりにも大きいサイズのマスクを選択してしまうと、花粉などが隙間から入り込んでしまいやすくなるため、適度なサイズを選びましょう。
ゴムが太いマスクを選ぶ
紐が太いマスクを選ぶことで耳にかかる負担を軽減することができます。
マスクの紐が細いものは避け、なるべく太いものを選ぶようにしましょう。
太い紐は耳に圧力がかかる面積が広くなるため、耳にかかる負荷を分散してくれるでしょう。
紐が平型のマスクを選ぶ
最近のマスクは平型の紐が使用されているものもあります。
平たい不織布の紐がついているマスクは耳にかかる負担が少ないため、耳の痛みが気になる方にオススメです。
紐が目立ってしまうという難点はありますが、耳への負担はかなり軽減されるでしょう。
紐の無いマスクを選ぶ
紐の無いマスクも販売されているため、痛みがひどくて紐を耳にかけたくないという方にオススメです。
紐の無いマスクは、頬にテープを貼ることでマスクを固定します。
人によっては頬にテープを貼る方が不快だと感じる人もいるため好みが分かれるところですが、耳に紐をかけない以上、耳へのダメージは防ぐことができるでしょう。
耳への負担を最優先に防ぎたい方は、紐の無いマスクを試してみてください。
マスクを固定する
マスクを頻繁にずらしたりせず、固定して使うことで耳への負担を軽減することができます。
できる限りマスクの着脱回数を減らし、摩擦による負担が発生することを防ぎましょう。
摩擦によって傷ついた肌にをさらに擦ることで、耳の痛みが増していってしまいます。
耳に傷がついてしまうことをできる限り避けるためにも、不用意にマスクを動かさないことが大切です。
コンタクトレンズを装着する
眼鏡がマスクの紐を押さえつけることによって耳への負担が増してしまうため、眼鏡を装着しないという方法があります。
眼鏡の装着を避けるために、コンタクトレンズを装用しましょう。
コンタクトレンズは眼鏡を使い続けるよりもコストがかかるというデメリットがあります。
花粉症の方は、花粉のシーズンの時のみ一時的にコンタクトレンズに切り替えるという方法を取っても良いでしょう。
使い捨てのコンタクトレンズを計画的に使用することで、コストを削減することが可能です。
イヤークッションを利用する
マスクや眼鏡による負担を軽減するためのアイテムとして、イヤークッションが販売されています。
耳と近い柔らかさの材質のイヤークッションを耳と紐の間に挟むことにより、耳に負担をかけずに自然な使用感を演出できるでしょう。
洗って再利用することができるため、衛生面でも安全です。
マスクの紐にコットンを巻く
マスクの紐の耳にかかる部分に、コットンを巻いておく方法があります。
紐に巻いたコットンがイヤークッションと同じ働きをしてくれるため、耳への負担を和らげてくれるでしょう。
耳に絆創膏を貼る
耳の裏に絆創膏を貼っておき、クッション代わりとして用いる方法です。
耳をマスクの紐で擦って傷つけてしまっていた場合、絆創膏を貼ることで傷を癒すこともできるでしょう。
イヤークッションよりもクッションとしての効果は低くなりますが、応急処置としては十分でしょう。
耳が痛くなりにくいマスクはどれ？
市販のマスクで耳が痛くなりにくい工夫が施されているものをご紹介します。
マスク選びに困った際は、これからご紹介するマスクを試してみると良いでしょう。
Vフィット立体マスク
Vフィット立体マスクはマスクの紐が平型の不織布であるため、耳にかかる負担が軽減されます。
平型の紐のおかげで、長時間マスクをつけていても耳が痛くなりにくいでしょう。
花粉症で常時マスクをつけていないといけない時には重宝します。
平型の紐は通常の紐と異なり伸縮性に欠けるため、サイズの小さいマスクを選んでしまうとかなり窮屈になってしまうというデメリットはあります。
試行錯誤しながら自分にピッタリのサイズを見つけてみてください。
ひもなしマスク
ひもなしマスクは文字通りマスクの紐が無いマスクです。
ひもなしマスクというわかりやすい商品名で販売されているため、一目で分かるでしょう。
耳に紐をかけることがないため、耳への負担をかけないという点においては最も効果的な対策グッズであると言えます。
紐の代わりに頬にテープを貼るという点が独特であるため、慣れるまでに時間を要する可能性があります。
まだ珍しい種類のマスクであるため、奇異な目で見られてしまう可能性もあるでしょう。
不安な方は従来のマスクを使用しつつ、ひもなしマスクも平行で試しながら慣らしてみてはいかがでしょうか。
