手洗い洗濯をしようと考えている方で、上手に脱水する方法が知りたいという方もいらっしゃることでしょう。

この記事では、手洗い洗濯時に上手に脱水するコツをご紹介します。

手洗いで洗濯をする方は、是非ご参考にしてください。

 


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手洗い時の脱水のコツは?

 

 

脱水

手洗い洗濯をすること自体は意外と簡単ですが、脱水するとなると少々厄介です。

生乾きの嫌な臭いを防ぐためにもしっかりと洗濯物を脱水した上で乾かす必要がありますが、洗濯物を強く絞ると穴が開いてしまう可能性もあります。

できる限り洗濯物を傷つけずに脱水するコツご紹介しますので、手洗い洗濯時に試してみてください。

 

タオルで乾かす

 

洗濯物を乾いたタオルで包み込み、脱水を行う方法です。

洗濯物を重ねて上から圧力をかけ、水気を取ってから乾いたタオルで包み込み、軽く叩いて脱水していきましょう。

洗濯物をまとめてタオルで包むよりも、一着ずつ個別に包んだ方が乾きは早くなります。

より早く乾かしたい洗濯物がある場合は、優先的に個別でタオルに包んで脱水すると良いでしょう。

この方法は洗濯物をまとめてタオルで包んでもすぐには脱水ができない点と、脱水用のタオルを用意する必要があるという点がデメリットです。

 

洗濯物をロール状にする

 

洗濯物をロールのようにくるくると巻いてから圧力をかけて脱水する方法です。

巻かれた状態の洗濯物を圧し潰すようにして圧力をかけることで、ある程度水気を取ることができるでしょう。

洗濯物を捩じって脱水するよりは洗濯物へのダメージも軽減されます。

乾いたタオルが手元に無い場合は、この方法を用いて脱水すると良いでしょう。

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脱水機を使う

 

洗濯物の脱水のみを行ってくれる脱水機を使う方法があります。

洗濯は手洗いで行い、厄介な脱水は脱水機に頼るという形をとっても良いでしょう。

脱水機は洗濯機と比べるとサイズが小さく、空間に余裕を持たせることができるでしょう。

脱水機を購入するために1万円ほど必要となりますので、お財布と相談しながら購入を考えてみてください。

 

野菜水切り器を使う

 

野菜水切り器で脱水機の代用をする方法があります。

野菜水切り器は別名をサラダスピナーといい、回転による遠心力によって野菜の水気を飛ばすための道具です。

野菜の代わりに洗濯物を中に入れることで、洗濯物の脱水を行うことができます。

野菜水切り器は脱水機と比べるとサイズが小さいため、一度に少量の洗濯物しか脱水できません。

よりコンパクトな脱水機が欲しいという方には野菜水切り器が向いているでしょう。

また、野菜水切り器は脱水機の半額以下の値段で購入できる点も魅力的です。

安価でコンパクトな野菜水切り器は、洗濯物の少ない一人暮らしの方には心強い味方になってくれます

 

 

洗濯機を使って脱水できる?

 

 

脱水

洗濯は手洗いで行い、脱水のみを洗濯機で行うということも可能です。

デリケートな洗濯物だけ手洗いで行い、脱水は普段通り洗濯機で行いたいという方もいらっしゃるでしょう。

そのまま洗濯機で脱水してしまうと、デリケートな洗濯物が傷ついてしまう恐れがある点に注意が必要です。

洗濯機でデリケートな洗濯物を脱水したいという方のために、コツをいくつかご紹介します。

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洗濯用ネットを使用する

 

デリケートな洗濯物を直接洗濯機に入れて脱水すると、穴が開いたり型崩れしてしまう可能性があります。

洗濯物がダメージを受けることを防ぐために、あらかじめ洗濯用ネットに洗濯物を入れた状態で脱水にかけるようにしましょう。

洗濯用ネットでワンクッション挟むことにより、脱水時の回転によるダメージを軽減することができます。

洗濯物のシワ防止にも役立つため、洗濯用ネットは非常に有用でしょう。

 

脱水時間を短く設定する

 

脱水にかける時間を短く設定することで、洗濯物へのダメージを軽減する方法です。

脱水は1分ほどかけるだけでも、随分と水気を取ることができます。

完璧に水気を落としきらなくても十分に乾かすことはできるため、無理に長時間脱水する必要はありません。

洗濯物のダメージの軽減を優先して、早めに脱水を終わらせるようにしましょう。

 

一旦中断する

 

脱水中に一旦中断して洗濯物をケアする方法です。

脱水を一旦中断して洗濯物のシワを伸ばしたりすることで、脱水による洗濯物の型崩れの深刻化を防ぐことができます。

脱水にかけつづけるに従い、直しにくいシワがついてしまう可能性もありますので、こまめにケアしましょう。

水気の飛び具合を確認しながら、何回かに分けて脱水にかけるようにすると良いでしょう。

 

 

脱水しないという選択肢もアリ

 

 

脱水

工夫によっては、無理に脱水しなくても問題無く乾かすことができる場合があります。

脱水しないで洗濯物を乾かす方法についてご紹介しますので、手洗い時の脱水が難しいと感じたらご参考にしてみてください。

 

薄手の洗濯物はそのまま干す

 

洗濯物が薄手の場合、脱水の過程を飛ばしても問題ありません。

厚手の洗濯物とは異なり、洗濯物に含まれる水気が少ないため、自然乾燥で水気を飛ばしきることが可能だからです。

脱水をせずに干す場合、大量の水が洗濯物から滴り落ちることになりますので、地面が水浸しになっても問題無いベランダなどで干すようにしましょう。

日光が良く当たるところを選ぶことも大切です。

脱水する時と比べると乾くまでに時間がかかりますが、洗濯物に含まれる水気の重みによってシワを伸ばすことができるという利点もあります。

 

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風で乾かす

 

ドライヤーや扇風機の風で洗濯物を強制的に乾かす方法があります。

風の力によって水気が一気に飛ばされるため、脱水を経なくても短時間で洗濯物を乾かすことができるでしょう。

一つ一つの洗濯物にドライヤーを当てるなどの時間が必要となりますが、脱水が面倒な場合はオススメです。

扇風機に洗濯物を乗せておくことで自然に乾かすことができます。

微調整しながら乾かしたい場合はドライヤーで乾かしましょう。

 

熱で乾かす

 

アイロンやヒーターを用いて熱で乾かす方法があります。

脱水されていない服にアイロンがけをするとジューッという焼けるような音を立てる可能性がありますが、水が蒸発する音ですので問題はありません。

洗濯物が水気を含んでいる限り焦げることは無いためご安心ください。

水気を多分に含んだ洗濯物にアイロンがけを行った場合、水気がすぐに蒸気となりますのですぐに乾かすことができます。

熱によって洗濯物に付着した雑菌を退治することもできますので、洗濯物の不快な臭いが発生することを防ぐこともできます。

特にドライヤーは風に加えて熱の力によっても乾かすことができるため、洗濯物を乾かすことに非常に向いている道具であると言えるでしょう。

洗濯物に乾いたタオルを当てて、タオルの上からドライヤーを当てるようにすることで、より効果的に乾かすことができます。

乾いたタオルに洗濯物の水気が移動していくため、洗濯物に直接ドライヤーをかけるより早く乾かすことが可能です。

濡れた髪にタオルを巻いた状態でドライヤーを当てることでより早く乾かすことができるというテクニックが、テレビで紹介されたこともあります。

このテクニックは髪のみではなく、洗濯物に対しても有効であるということです。

乾いたタオルを挟んで水気の好循環を発生させて、タオル経由で水気を飛ばしていき、効率的に洗濯物を乾かしましょう。